【自宅で簡単に】ドイツの漬物「ザワークラウト」とは?
発酵食品と言えば、おいしくて健康に良いと言われる食べ物です。ヨーグルトやキムチ、醤油などその種類は様々ですが、自宅で簡単に自作できる発酵食品もたくさんあります。今回は、簡単な発酵食品の作り方をご紹介します。
2020年01月23日
発酵とは
発酵とは、微生物の働きにより食材の風味を増したり、柔らかくしたり、保存性を向上させたりすることです。結果的に栄養・旨み成分が増えることもあります。微生物が働く点においては同じですが、物質が人間にとって有益に変化するか、害をなすかという点において、腐敗とは異なっています。 用いる微生物は様々で、主に乳酸菌、納豆菌、麹菌などが用いられます。発酵の技術を用いて作られている食品は日本全国・世界各地に存在しています。
簡単!自宅で作れる発酵食品「ザワークラウト」
ザワークラウトはドイツの漬物です。加熱しないため、キャベツに含まれるビタミンCなどが摂取できる保存食として、昔から親しまれてきました。 酢などの調味料を使わなくても、乳酸菌の力で発酵させるため酸っぱい風味に仕上がります。さっぱりとした味で、ソーセージをはじめとした肉料理の付け合わせとして用いられます。さっぱりとサラダ風に食べるのもおすすめです。
材料
・キャベツ500g ・塩10g 材料はたったの2つです。スーパーで簡単に手に入るものですね。 ローリエ1枚やキャラウェイシード少々を加えると良い風味がつきますが、入れなくてもOKです。
作り方
① 瓶など、漬け込みで使う容器を煮沸消毒しておく。 ② 千切りにしたキャベツに塩10gを加え、なじませる。 ③ しんなりとかさが減るまでキャベツをもむ。 ④ ③をぎゅうぎゅうに瓶に詰め込む。キャベツから出た水分も最後に加える。 ⑤ あればローリエやキャラウェイシードを加える。 ⑥ 蓋をしたら約3日間保管する。 味見をして酸っぱい漬物のような味になっていたら完成です。発酵が進んでいれば、蓋を開けるときには炭酸水のペットボトルを開けたようなぷしゅっという音がします。おいしくできていたら冷蔵庫に移し、好みの味になるまで熟成させましょう。 気温によっては発酵に時間がかかるため、寒い季節には1週間ほどかかることもあります。
注意点
発酵食品を自作する際には、手指、調理をする場所、保管場所は清潔な状態にしましょう。容器や器具は殺菌して作業をすることをおすすめします。 もし作ったものから異臭・嫌な臭いがする場合には、人体に悪い影響がある微生物が混ざってしまい、腐敗している可能性もあります。残念ですが食べないようにしましょう。 ザワークラウトには植物性乳酸菌が含まれており、整腸効果が期待できます。このザワークラウトのほかにも自宅で作ることのできるおいしい発酵食品は多くあります。自分で作った発酵食品は味も格別かもしれませんね。ぜひ発酵食品作りにチャレンジしてみてください。
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。