【ベジファースト】管理栄養士がダイエット中の野菜ジュースの活用法を解説♪

【ベジファースト】管理栄養士がダイエット中の野菜ジュースの活用法を解説♪

1日に摂りたい野菜の目標量は350g。ただ、この量を毎日しっかり摂るのは大変ですよね。そんな時に便利なお助けアイテムが、野菜ジュース。管理栄養士も愛用する、健康にも美容にも嬉しい万能な野菜ジュースの魅力を、ご紹介いたします!

2019年03月04日

野菜ジュースのメリットとは?

足りない栄養を補える

野菜ジュースの1番のメリットは、足りない栄養を手軽に補えるということ。調理の手間なく、いつでもどこでも栄養補給が可能な便利なアイテムです。忙しい朝や、野菜が摂りにくい外食メニュー、そしてお弁当などに野菜ジュースを1本プラスすることで、ビタミンやミネラル、食物繊維等を手軽に補い、栄養のバランスを整えることができますよ。 健康のため…と飲んでいても、果物や砂糖が使われている野菜ジュースは、糖質の摂取量が多くなってしまうため要注意。野菜ジュースを選ぶ際には、砂糖や果汁は不使用の「野菜汁100%」のものを選ぶのがおすすめです。

体脂肪の蓄積を抑える

野菜等の食物繊維が多い食材のおかずを先に食べてから、ごはん等の炭水化物に移るようにすると、血糖値の上昇が緩やかになって体脂肪の蓄積を防ぐことにつながり、ダイエットに効果的!ということをご存知の方は多いのではないでしょうか。 これは「食べ順ダイエット」「ベジファースト」等と呼ばれていますが、野菜のおかずを食べるのが難しいときもありますよね。そんなときには、食事の30分前に野菜ジュースを飲むことでも、同様の効果が得られるとの研究結果もあります。

料理にも使える!

野菜の栄養や美味しさが詰まった野菜ジュースは、料理やお菓子作りにもぴったり。 特にカレーやスープなどの煮込み料理に使うと、手軽に栄養もうまみもUPしますのでおすすめですよ。

野菜ジュースって、栄養がきちんと含まれてるの?

野菜ジュースって本当に栄養があるの?と気になる方も多いですよね。 確かに野菜ジュースは、製造する過程の中で失われてしまう栄養素もあります。野菜の絞り汁で作られるため、「350gの野菜を使用」と表示されているジュースであっても、350g分の野菜の栄養をそのまま全て摂れるというわけではありません。 製造中に加熱されるため、ビタミンC等の熱に弱いビタミンは減少してしまいますし、食物繊維も多くは取り除かれてしまいます。(後から添加されているものもあります) とはいえ、製造過程でも失われずに摂れる栄養素もたくさんあります。リコピンやβ-カロテンのように、野菜ジュース等の加工品で摂る方が吸収率が良くなる栄養素もあるんですよ。

上手に利用して、バランスの良い食生活を♪

基本的には野菜そのものから栄養を摂ることを意識しつつ、野菜が足りないときのお助けアイテムとして手軽に使えるのが野菜ジュースのいいところ。 お食事に上手に組み合わせることで、お食事全体の栄養バランスを整えることができます。 どうしても忙しい時や、少し野菜が足りていないかな?という時のためのお助けアイテムというイメージで活用するのがおすすめです。

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!

  • 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


カテゴリ別ニュース