管理栄養士が解説!「よく噛んで食べる」ことのメリットとは?
食事はゆっくり時間をかけて、よく噛んで食べると良い!と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。よく噛んで食べるとどんなメリットがあるのか、管理栄養士が解説します。
2019年08月07日
時間をかけてよく噛むことでダイエットを後押し
満腹感をしっかり得る
ゆっくり時間をかけてよく噛むことで、脳の満腹中枢が刺激され、満足感をしっかり得やすくなります。
消費エネルギーUP
私たちの身体は、食事をすることでもエネルギーを消費します。これを「食事誘発性熱産生(DIT)」といい、ゆっくりよく噛んで食べることでより多くのエネルギーが消費されることで知られています。
心の満足感もしっかりと
よく噛んで食べることは、自然と食事を「味わって食べる」ことに繋がります。いつもよりも時間をかけて味わうことで、素材そのものの甘みやうまみなど、料理の美味しさがより一層しっかり感じられ、心の満足感UPにも繋がりやすくなりますよ。
ゆっくりよく噛んで食べるコツ
噛み応えのある食材を使う
食材を選ぶ際には。ブロッコリーやごぼう、アスパラガス等の噛み応えのある食材を使うことを心掛けましょう。また、食材を大きめにカットすることで、自然と噛む回数が増えやすくなりますのでおすすめです。
単品料理よりも定食をチョイス
麺類や丼もの、カレーライス等の単品料理は、一品でぱぱっとかき込めるためどうしてもあまり噛まずに食べてしまいがち。なるべく主食・主菜・副菜3点が揃う定食をチョイスして、それぞれのおかずをしっかりゆっくりよく噛んで食べることを意識していきましょう。カレーライス等のスプーンを使って食べるメニューは、いつもより小さめのスプーンを使って食べてみるのがおすすめですよ。
こんなユニークな作戦も?
一人でもくもくと食べるのではなく、誰かと一緒に楽しくおしゃべりをしながら食べてみるのもおすすめ。おしゃべりするときにいったん箸を置けば、自然と食べる速度もゆっくりに。 また、利き手でない方の手で食べてみるのも一つの手。食べにくい分、食べる速度も遅くなりゆっくりよく噛んで食べることや繋がりやすくなりますよ。
まとめ
今日から実践
いかがでしたか?「ゆっくりよく噛んで食べる」ことでダイエットを後押ししていきましょう!特別な道具は何もいらないこの方法、ぜひ今日からチャレンジしてみてくださいね。
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著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。