【野菜の代わりに?】「青汁」の上手な活用法を管理栄養士が解説します

【野菜の代わりに?】「青汁」の上手な活用法を管理栄養士が解説します

バランスの良い食生活に欠かせない野菜。しかし、忙しい現代人にとって野菜を毎食、しっかりと摂る事は大変ですよね。そこでお勧めしたいのが、調理いらずでサッと飲む事が出来る青汁です。今回は青汁を飲むときのポイントや注意点について管理栄養士が解説します!

青汁ってどんな飲み物?

青汁の基礎知識

青汁とは、ケールやアシタバ、大麦若葉、クロレラなどの緑葉野菜を原料とし、これらの野菜を絞って作られた健康食品の事を言います。

最近では苦味が少なく飲みやすい味の物や、小包装されており出先でも飲みやすい物など、様々な青汁が販売されており、野菜不足を補うために活用している方も多くいます。

青汁は野菜の代わりになる?

「青汁1杯で野菜不足を解消」「青汁1杯に野菜350g使用」といったキャッチフレーズの青汁を見た事があるのではないでしょうか?それを聞くと、青汁を飲んでいれば野菜を食べなくてもいいのでは?と思う方もいるかも知れません。

しかし、加熱に弱いビタミンCや食物繊維などは加工の段階で減少してしまいますし、青汁は野菜そのものとは違い噛まないため満足感を感じにくいというデメリットもあります。そのため、青汁は野菜そのものの代わりとまでは言えませんので、基本は野菜をきちんと摂りつつ、青汁は補助的に活用するのがオススメです。

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青汁を飲む時のポイント

青汁の上手な活用法

青汁の最大の魅力と言えば、手軽に栄養補給できる点です。野菜を調理したり食べる時間が無い時や食欲がない時など、どうしても野菜そのものを摂るのが難しい時は青汁を飲んで栄養を補いましょう。

また、食事の最初に野菜を食べる食事方法を「べジファースト」と言い、血糖値の上昇が緩やかになる事でダイエットや健康維持に効果的と言われています。青汁も食事の最初に飲む事でベジファーストの効果が期待できますよ。

青汁を飲むときの注意点

健康食品である青汁ですが、飲めば飲むほど健康になるというわけではなく、飲む人や飲み方によっては逆に健康を害してしまう恐れもあります。

例えば、青汁にはビタミンKを多く含む野菜が使われているため、血液を固まりにくくする効果のある医薬品であるワーファリンの効果を妨げると言われています。また、カリウムも豊富なので腎臓機能が低下している人や人口透析中の人にとっては悪影響となる可能性もあります。

通院中や服薬中の方、健康面で不安のある方は医師や薬剤師に相談の上、青汁を飲むようにしましょう。また、飲みやすくするために糖類を添加している青汁もありますので、ダイエット中の方は青汁に含まれている材料やカロリーなどもチェックしてみましょう。

まとめ

青汁を上手に活用しましょう!

手軽にビタミン・ミネラルを補給できる青汁は、忙しい現代人にとって嬉しい飲み物です。青汁を上手に活用し、健康的な食生活を目指しましょう!

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