【群馬県のご当地食材】強いねばねばに秘密がある!太田市の大和芋の魅力に迫る

【群馬県のご当地食材】強いねばねばに秘密がある!太田市の大和芋の魅力に迫る

群馬県太田市のご当地食材の一つに大和芋があります。ねばねばがおいしくて、さらに魅力的な栄養素も詰まっています。ぜひ一度、太田市の大和芋を食べてみませんか?

「太田市の大和芋」を知っていますか?

大和芋は山芋の一種

群馬県の太田市の尾島地区は、日本が誇る「大和芋」の産地です。「大和芋」とは山芋の一種です。主に出回っている山芋の種類には、長形種の長芋、偏形種のいちょう芋、塊形種のつくね芋があります。一般的にはつくね芋のことを大和芋と呼びますが、群馬県のある関東では、長芋を除く山芋を総称して大和芋と呼んでいることが多いようです。

太田市の大和芋の特徴

太田市の大和芋の種類は、偏形種のいちょう芋です。形は棒状、バチ状、イチョウ型などがあり、その年の天候などによって変化するようです。すりおろした芋をお箸でつかめるほど、ねばりが強く、なめらかで、味と舌ざわりが良いのが特徴です。

太田市と大和芋

太田市は栽培面積日本一!

群馬県の「山芋」の収穫量は、2019年の調査では、北海道、青森県、長野県、千葉県に次いで全国で第5位です。上位1~4位は、山芋の中でも長芋の収穫量が多く、山芋全体から長芋を除いた収穫量で比較すると、群馬県が第1位です。

そして何と言っても、群馬県の太田市は、大和芋の栽培面積が日本一なのです。大和芋は、群馬県の誇れる特産品の一つとなっています。

なぜ太田市で広まったの?

大和芋は乾燥に弱く、土や気候などの特別な条件のもとで育ちます。場所が限定され、栽培がとても難しい芋類です。太田市には利根川があり、ここから栄養が豊富なやわらかい土がたくさん運ばれてきます。

そして水はけのいい広い大地が広がっていることが、大和芋作りに適していました。これに加えて農家の人の熱い思いと努力によって、大和芋作りが盛んになりました。

大和芋の栄養がすごい!

ねばり成分が多い!

大和芋には、ねばり成分が豊富に含まれています。胃の粘膜を保護する働きがあり、このことが消化の促進につながり、胃の病気を予防します。また血糖値の上昇を抑える働きがあるため、糖尿病を予防する効果も期待できます。

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消化酵素のアミラーゼが豊富

大和芋には消化酵素のアミラーゼが多く含まれます。ご飯などのでんぷんだけでなく、大和芋自体の消化も促進します。芋類ですが生で食べることができるのはこの酵素のおかげです。アミラーゼは加熱すると酵素の効果が失われやすくなるので、効果を期待するときは生で食べるのがおすすめです。

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大和芋は食べ方いろいろ

ぜひ一度食べてみてくださいね!

大和芋は色々な食べ方があります。すりおろして麦とろにしたり、まぐろにかけたり、お好み焼きにもなります。チップスやおまんじゅうなどのお菓子にもなりますよ。ぜひ太田市の大和芋の、ねばりのあるおいしさを堪能してみてくださいね!

【参考文献】
・太田市観光物産協会/大和芋
(https://www.ota-kanko.jp/%E5%A4%A7%E5%92%8C%E8%8A%8B%EF%BC%88%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%81%84%E3%82%82%EF%BC%89/) 閲覧日:2021年2月21日
・太田市/農業政策課/やまといもPR動画
(https://www.city.ota.gunma.jp/005gyosei/0080-001sankei-nousei/yamatoimo-ch.html)閲覧日:2021年2月21日
・太田商工会議所/群馬地域密着型ポータルサイト/大地の恵みやまといも
(http://chobee.jp/yamatoimo/)閲覧日:2021年2月21日
・農林水産省/統計情報/作況調査(野菜)
(https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_yasai/index.html)閲覧日:2021年1月15日

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