【ダイエット中でも食べていいの?】アイスの上手な食べ方を管理栄養士が解説

【ダイエット中でも食べていいの?】アイスの上手な食べ方を管理栄養士が解説

冷たいアイスは、暑い夏にどうしても食べたくなりますが、カロリーが高そうですよね。ダイエット中でも食べていいのでしょうか。まずは、アイスのことを知り、アイスを賢く食べられるようになりましょう。

アイスを知る

アイスは何でできている?

アイスの主原料は、牛乳や乳製品、糖類、風味原料、植物油脂です。乳製品には生クリーム、練乳、バターなどがあります。風味原料とは、チョコレートや果物、卵などを言います。

アイスの種類を知る

アイスには実は種類があり、アイスのパッケージには必ず「種類別」という表示があります。これは食品衛生法にもとづく、「乳及び乳製品の成分規格に関する省令」と「食品、添加物等の規格基準」によって法律で定められているものです。
乳固形分とは、乳脂肪分と無脂乳固形分を合わせたもので、乳製品の水分以外を表します。「アイスクリーム」は、乳固形分が多いことから、原材料で牛乳や乳製品を多く使っていることがわかります。逆に「氷菓」は、牛乳や乳製品を、ほとんど使っていません。
アイスクリームには、植物性油脂は使えないことになっています。

アイスのカロリーと栄養

アイスのカロリー

食品成分表でのアイスクリームのカロリーは上の表です。ラクトアイスは「アイスクリーム」「アイスミルク」よりも乳固形分、乳脂肪分が少ないので、カロリーが低くなりそうに思います。しかし植物油などを加えているものも多く、その場合はカロリーが高くなります。容器にある成分表示をしっかり確認するようにしましょう。

アイスの栄養

原材料からアイスからは主に乳製品の栄養を摂ることができます。乳製品にはたんぱく質、カルシウム、ビタミン類が多いです。たんぱく質は私たちの骨格や筋肉、皮膚、髪の毛などを作るもとになります。カルシウムは、歯や骨を形成し、からだの機能を調整します。

アイスの上手な食べ方

アイスを知って賢く選ぶ

アイスはカロリーが高く、ダイエット中は食べてはいけないイメージがありますよね。しかし、アイスには種類があることがわかりました。カロリーにも違いがあるので、パッケージの栄養成分表示をよく見るようにしましょう。そして低カロリーのものを上手に選ぶようにしましょう。
また低カロリーのアイスでも、量をたくさん食べてしまうと当然カロリーは上がるので、やはり食べ過ぎには注意が必要です。

食べる時間を考える

がんばった1日の最後、ごはんの後やお風呂上りに、アイスが食べたくなることがあります。しかし寝る前にアイスを食べてしまうと、アイスのカロリーを消費しないうちにからだに蓄積され、直接脂肪になりやすくなると言われています。
アイスを食べないのではなく、「時間」を考えて食べるようにしましょう!

アイスを簡単に手作りする

アイスを手作りするとカロリーが調節しやすく、満足感も得やすいです。ただ、手軽に作れないと、なかなか続きません。市販のアイスにヨーグルトを混ぜるだけ、材料を混ぜて凍らせるだけ、などパパっと簡単に作れるレシピで作ってみてください。
ダイエットプラスのアイスのレシピはどれも簡単なものばかり。カロリーも抑えられているので、ぜひ参考にしてみてください!

おすすめレシピ

フリーザーパックで!バナナジェラート

材料を手で混ぜるだけの簡単ジェラート。1人分が78kcalと低カロリーですが、大満足できるアイスです。

▶「フリーザーパックで!バナナジェラート」レシピはこちら

まとめ

アイスをおいしく上手に食べましょう

アイスには種類があり、カロリーがそれぞれ違うこともわかりましたね。まずは知ることがダイエットの近道です。そして賢く上手に食べられるようになりましょう!

【参考文献】
・一般社団法人日本アイスクリーム協会/教えて!アイスクリーム王子(https://www.icecream.or.jp/iceworld/qa/)
閲覧日;2023年4月20日
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)/文部科学省

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