【もっと知りたい!】コラーゲンの働きと効果を管理栄養士が解説

【もっと知りたい!】コラーゲンの働きと効果を管理栄養士が解説

最近では、化粧品やサプリメンとトなどでコラーゲンが入った商品が増えましたね。肌に良いイメージがありますが、本当はどんな働きがあるのでしょうか。コラーゲンを食べたとき、体に塗ったとき、どんな効果があるのでしょうか。

コラーゲンって何?

体を作るたんぱく質の3分の1

コラーゲンは、皮膚、血管、骨などの体を構成する繊維状のたんぱく質です。体を作る全たんぱく質の3分の1を占めます。細胞と細胞をつなぐ接着剤のような働きをし、丈夫な結合組織を作ります。
では、コラーゲンの働きを詳しく見ていきましょう。

コラーゲンの働き

皮膚を美しくする

私たちの体に存在するコラーゲンの多くは、皮膚に存在しています。皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の順になっていて、コラーゲンは真皮を構成しています。たんぱく質の1種のエラスチンと共に、肌に潤いや張りを与えています。

骨を強くする

骨にはカルシウムが多く含まれますが、そのカルシウムはコラーゲンの繊維に付着する形で存在しています。コラーゲンが不足するとカルシウムも不足し、骨が弱くなります。また、コラーゲンは骨にしなやかさやクッション性を出すことでも、骨を丈夫にしています。

骨と骨の間のクッションになる

骨と骨が合わさる関節に、コラーゲンは多く存在し、骨の動きをスムーズにする働きをしています。関節のコラーゲンが少なくなると、体の動きの可動域が狭くなり、また少しの衝撃で痛みを感じるようになります。

コラーゲンを摂取すると効果がある?

コラーゲンの経口摂取

たんぱく質の1種であるコラーゲンを口から摂取した場合、消化酵素によりアミノ酸やアミノ酸が数個結合したペプチドに分解されてから、体に吸収されます。コラーゲンの形のまま吸収されるわけではありません。吸収されたアミノ酸やペプチドは、新たにたんぱく質を合成する材料となりますが、必ずしもコラーゲンを合成するとは限らないのです。
最近では、コラーゲンを摂取すると、体のコラーゲンの働きに、効果が出るという研究結果の報告があります。しかし現段階では、有効性が充分に証明されているとは言えません。

コラーゲンの経皮吸収

コラーゲンは口から摂取するだけではなく、皮膚に直接塗る商品も販売されています。
皮膚は外側から表皮、真皮、皮下組織の順になっていますが、コラーゲンは真皮を構成している成分です。コラーゲンの分子は大きいため、直接肌に塗っても真皮まで浸透することはありません。最近ではコラーゲンを低分子かして吸収率を高めた化粧品なども多く販売されていますが、現在では保湿効果として機能を発揮しています。
コラーゲンを皮膚から浸透させるのではなく、体の内側から自らの力でコラーゲンを生み出すことが大切です。これからの研究はその力を高める効果へのアプローチが期待されています。

コラーゲンの合成をサポート!おすすめレシピ

簡単!豚肉となすのナンプラー炒め

たんぱく質の多い豚肉に、ビタミンCが豊富はパプリカを組み合わせています。ビタミンCはコラーゲンの合成をサポートする栄養素なので、たんぱく質と一緒に摂ることが大切です。調味料はナンプラーだけなので、簡単に作れるレシピです。

▶「簡単!豚肉となすのナンプラー炒め」レシピはこちら

ブロッコリーと卵のカレーグラタン

たんぱく質が多く含まれる卵のグラタンです。コラーゲン合成に欠かせないビタミンCが多いブロッコリーを組み合わせています。この他抗酸化力の高いビタミンA、Eも多く摂ることができます。美肌作りにはうれしいレシピです。

▶「ブロッコリーと卵のカレーグラタン」レシピはこちら

まとめ

コラーゲンを体の中で作り出す!

コラーゲンを食べたり、体に塗ったりしても、体のコラーゲンが直接増えるわけではないことがわかりました。コラーゲンを生み出す力を強くし、元気な体、美しい肌を目指しましょう!

【参考文献】
・e-ヘルスネット/健康用語辞典/栄養・食生活/コラーゲン
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html)
閲覧日;2023年6月22
・「健康食品」の安全性・有効性情報/コラム/コラーゲン/国立健康・栄養研究所
(https://hfnet.nibiohn.go.jp/column/detail2204/#001)
閲覧日;2023年6月22

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