【おせちに欠かせない縁起物】くわいの魅力とおいしいレシピをご紹介

「くわい」という野菜をご存じですか?お正月に食べる「おせち」では見たことがあるけれど、どんな野菜なのか、そしてどうやって食べるとおいしいのか、実はよく知らない…という方も多いのではないでしょうか。そこで今回はくわいの魅力と、そのおいしさを存分に味わえる、とっておきのレシピをご紹介します。
15時間前
くわいってどんな食材?
おせちに必須の縁起物!

くわいはオモダカ科の水生多年草で、水田のような泥の中で育ち、地下にもぐった茎にできる、養分を蓄えて丸く育った塊茎の部分を食用にします。 丸い形の塊茎から大きな芽が伸びていることから、「芽が出る」縁起物とされていて、おせち料理には欠かせない食材です。 旬は11月~1月ですが、水煮の缶詰も出回っており、一年を通じて楽しめます。 独特のほろ苦さとほんのりとした甘みが絶妙のバランスで、加熱するとホクホクとした食感になるのが特徴です。
くわいに含まれる栄養素は?
主な成分は炭水化物
くわいの主成分は、体のエネルギー源となる炭水化物ですが、たんぱく質も比較的多く含んでいる野菜です。 また、余分な塩分を排出する働きをするカリウムや、骨や歯の形成をサポートするリン、味覚を正常に保つのに必要な亜鉛も多く含んでいます。
おすすめ調理法とちょっぴり意外なおいしいレシピをご紹介
煮物

最もポピュラーなくわいの調理法が、含め煮などの煮物です。おせち料理によく使われているのも、くわいの煮物。 和風の煮物が一般的ですが、クリーム煮などの洋風のアレンジをしてもおいしいですよ。
炒め物
煮物にすることが多いくわいですが、炒め物に使うのもおすすめ!皮をむいてスライスしてから炒めると、食べやすくおいしく仕上がりますよ。
揚げ物

揚げて食べてもおいしいのがくわいの魅力。スライスしてチップスにするのもおすすめですよ。 今回は手に入りやすい、水煮缶を使ったくわいの揚げ物レシピをご紹介します。 ガーリックの香りが食欲をそそり、いつもとはひと味違うくわいのおいしさを楽しむことができますよ。 「くわいと根菜のカリッとガーリック揚げ」のレシピはこちら!
まとめ
くわいをご家庭で調理してみよう!
いかがでしたか?今回は、お正月によく見る「くわい」についてご紹介しました。おせちでしか食べたことがないという方も多いと思いますが、実はさまざまな食べ方で楽しめるくわい、ぜひおうちで調理してみてくださいね。 【参考文献】 ・JAグループ,“くわい”, とれたて大百科(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=113) 閲覧日:2024年10月28日 ・広島県,“広島県が生産量日本一!「慈姑」ってどんな野菜?”,ひろしまラボ(https://www.pref.hiroshima.lg.jp/lab/topics/20210129/01/#:~:text=%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%84%E3%81%AF%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%80%E3%82%AB%E7%A7%91%E3%81%AE,%E3%81%A8%E3%82%82%E8%A8%80%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82) 閲覧日:2024年10月28日
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。