暑い夏には【ゴーヤ】が大活躍!ダイエット効果抜群のゴーヤパワーとは?!

暑い夏には【ゴーヤ】が大活躍!ダイエット効果抜群のゴーヤパワーとは?!

管理栄養士の個別指導による「正しく食べてやせるダイエット」がテーマの、クックパッド ダイエットラボの管理栄養士が元気な夏の応援食材「ゴーヤ」についてご紹介します。ダイエットに役立つ知識やゴーヤを美味しく食べるコツを伝授します。

2016年07月01日

ゴーヤの苦み成分と効能

ゴツゴツとした筋肉を思わせるような体つきに、一度食べたら忘れられない苦い味。新鮮で栄養価の高いゴーヤほど苦みも強いとか。そんなゴーヤの苦みには、カラダにいい成分がたっぷりです。ゴーヤに含まれる特徴的な成分、特に美容やダイエットに関係ある成分について簡単に説明します。

シミを防ぐ効果も◎

ゴーヤに含まれるビタミンCの量は野菜の中でダントツトップです。通常ビタミンCは調理をすることで失われてしまいますが、あのゴツゴツしたかたい皮がビタミンCの損失を防ぎます。そのため、調理をしてもビタミンCを効率よくカラダに吸収することができる優れもの食材なのです!ビタミンCは肌のハリやシミのもとであるメラニン色素の生成を抑える働きがあります。また便をやわらかくするため便秘の改善、予防の働きもあります。

腸内環境を整える

「モモルデシン」はゴーヤの苦み成分です。消化酵素によって分解されにくいため、腸内で良い働きをしてくれる善玉菌のえさとなり、腸内環境を整えます。また胃腸の粘膜を守り、胃液の分泌を促す作用で夏バテを防ぎます。肝機能を高め、血糖値の急上昇を抑える働きもある優れものです!

脂肪分解作用も!

「共役リノレン酸」は、ゴーヤのタネに含まれる脂肪酸の一種で、体脂肪の分解を促進させる働きがあることが報告されています。

捨るなんてもったいない!ゴーヤのワタやタネも美味しく食べよう!

目からウロコの「ゴーヤワタネ」レシピ

ゴーヤのワタはしっかりとることが下ごしらえで苦みを和らげるお約束。しかし、このワタこそビタミンCの宝庫です。またゴーヤのタネの脂肪燃焼効果も見逃せません。そこでワタと種を使ったレシピを二つ紹介します。

捨てないで!ゴーヤの種とワタDEピカタ☆

・ワタとタネだけ!ふわっとした食感にかりっとした歯ごたえがクセになる。 ”実は栄養たっぷりの種とワタ。溶き卵にくぐらせ焼けば立派な一品に☆クセになる美味しさ☆祝☆H27.7.27話題入り☆” クックパッドでレシピを見る 出典:クックパッド「 捨てないで!ゴーヤの種とワタDEピカタ☆ by ひろちゃんママ✴︎ 」

ジューシー!苦くない丸ごとゴーヤステーキ

・ゴーヤを輪切りにしたら…とってもかわいい。下ごしらえなしなのに苦くない簡単レシピ。 ”ぎゃー!!苦そうΣ(゚д゚lll)なんて言わないで。騙されたと思って食べたらジューシー美味しい!これゴーヤ??” クックパッドでレシピを見る 出典:クックパッド「 ジューシー!苦くない丸ごとゴーヤステーキ by chipo 」

食べ合わせでパワーアップ

理にかなっているゴーヤチャンプル

■お肌のハリや透明感に ゴーヤの豊富なビタミンCに肉や魚、大豆製品などに含まれるたんぱく質を食べ合わせることで美肌効果が高まります。ゴーヤ料理の代表「ゴーヤチャンプル」は豚肉やお豆腐、鰹節とゴーヤの組み合わせですね。美味しさだけでなく美肌にも効果大です。 ■ビールのおつまみにも ゴーヤの苦み成分モモルデシンはアルコール分解作用や肝機能を高める働きがあります。さらに肝機能を高めるたんぱく質を食べ合わせるゴーヤチャンプルは、まさにビールのおつまみにもぴったりですね。

まとめ

今年の夏は例年よりも更に暑くなるとか。早めの紫外線対策や夏バテ予防に「ゴーヤ」をとりいれてみてはいかがでしょう。今まで苦みが苦手だった方も一つ大人になった今年はハマってしまうかも?夏の元気に!ダイエットにも!ゴーヤがおすすめです♪

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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