【ダイエットの新常識?】「GI値」を正しく知れば超簡単にやせられる?!

【ダイエットの新常識?】「GI値」を正しく知れば超簡単にやせられる?!

ダイエットを成功させるためには、GI値を知っているだけでも大きく変わってきます。あまり聞き慣れない用語ではあるかもしれませんが、カロリーだけでなく、GI値にも気をつけることでダイエット成功へ近づきますよ。是非参考にしてみてください。

2017年08月15日

GI値とは?

GI値とは、Glycemic Index(グリセミックインデックス)値の略で、食後の血糖値上昇の速さを示しています。糖質を50g含む食品を摂取したあとの血糖値の上昇と、基準となる食品(ブドウ糖50g)を摂取したあとの血糖値の上昇を比較し、パーセントで表した数値です。

脂肪が溜まることを防ぐ?

急に血糖値が上昇すると、インスリンと呼ばれるホルモンが血糖値を下げようとします。インスリンホルモンには、脂肪を作り、脂肪細胞の分解を抑制する働きがあるので、分泌されすぎると肥満の原因にもなります。そこでインスリンホルモンの分泌を抑えるために鍵となってくるのが、GI値が低い食材を用いた血糖値の上昇をゆるやかにする食事です。 ▶【管理栄養士が直伝】ダイエット中なのに「おやつ」を食べても簡単にやせる方法

GI値

高GI食品

全体的な高GI値の特徴として、精製されたもの・甘いもの・炭水化物を多く含むものですね。 ■高GI食品(GI値70以上) 精白米、食パン、うどん,ラーメン、じゃがいも、とうもろこし、ケーキ、クッキー、グラニュー糖、上白糖、もち米、つぶあん、こしあん など

低GI食品

野菜類・肉類・魚介類など(たんぱく質源を多く含むもの)は、GI値が低い傾向にあります。低GI値食品はゆっくりと吸収されるため腹持ちがよく、ダイエットに向いている食材と言われています。 ■低GI食品(GI値55以下) 全粒粉パン、五穀米、玄米、肉類、魚介類、豆腐、牛乳、チーズ、ヨーグルト、みそ、みりん、醤油、ごぼう、トマト、玉葱、きゃべつ、ブロッコリー、ほうれん草、りんご、キウイ、みかん など ▶痩せやすい体質をつくるGI値とは?! 管理栄養士が解説します。

高GI食品は食べてはいけない?

いいえ、そんなことはありません。GI値が低いものばかり食べていたら、バランスの悪い食事になってしまいますね。また、低GI値だからといってたくさん食べてしまってはダイエットになりません。大切なのは組み合わせです。高GI値の食べ物は、 『低GI値の食べ物と組み合わせる』 『低GI値の食べ物から優先して食べ、血糖値の上昇を緩やかにする』 ことで、全体的なGI値も下げることができます。 ▶知っておきたい【ダイエット豆知識】ダイエット成功へ導く“血糖値コントロール術”のススメ

GI値と上手く付き合ってダイエット上手になろう!

いかがでしたか?カロリーだけでなく、GI値にも気をつけることで、やせやすい体を手に入れることができるかもしれません。また、GI値は同じ食品であっても、産地や栽培方法、食事方法によって変動します。GI値は国が厳密に定めているわけではなく、参考文献によって様々あります。 「精白米ではなく、五穀米にしてみようかな。」というような気持ちで、あまり神経質にならず、1つの参考として日々の食事に取り入れてみてくださいね。

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著者

楠本睦実(管理栄養士/フードコーディネーター)

保育園栄養士勤務後、家庭料理の料理本・雑誌などへ憧れを抱き、 フードコーディネーターを取得。毎日の生活で欠かすことができない『食』。しっかり食べてキレイをサポートする彩りレシピやコラムをお伝えしています。


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