【管理栄養士が教える】ダイエットに「コンビニ食」もおすすめな理由って?
今では何でも揃っているコンビニがあらゆるところにできて便利ですね。コンビニ食をよく利用する方も多いのではないでしょうか?コンビニ食を選ぶときはバランスを考えて選ぶことがダイエット中では大切です。今回は【コンビニ食の選び方】について、管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください♪
2017年09月01日
コンビニ食は太る?
昼食や外出先、急いでいる時や食事を作りたくない時などに、コンビニ食を活用すると便利ですよね。おにぎりやパン、お弁当、揚げ物、スイーツなど食欲をそそるものがたくさんあります。レジ横には、つい買いたくなるような商品が置いてあったりと誘惑がたくさん。ダイエット中には食べ過ぎないことが大切ですが、栄養の偏りがないようにすることも大切です。栄養バランスを考えずに、コンビニ食で簡単に食事を済ませようとすると糖質や脂質に栄養が偏りがちになると、消化しきれなかった分は体脂肪として蓄積されてしまいます。ダイエットを成功させるためにも糖質や脂質に偏らないように、栄養バランスの良いコンビニ食の選び方をマスターしましょう。
単品食べはNG
おにぎりだけ、菓子パンや惣菜パンだけの食事をすると糖質に栄養が偏ってしまします。糖質ばかりの食事をすると、お腹が空きやすくなり、間食をしてしまいがちに。また、食べ過ぎると体脂肪として蓄えられてしまいます。簡単に食事を済ませるのではなく、他の食品も組み合わせてバランスよくしましょう。バランスの良い食事にするには主食(ご飯、パン、麺類など)、主菜(肉類、魚類、卵、大豆製品など)、副菜(野菜類、きのこ類、海藻類など)をそろえることです。
栄養成分の表示をしっかりとチェック
コンビニ食は商品に栄養成分表示があり、エネルギー(Kcal)が表記されているものが多いので、必ず確認するようにしましょう。1食当たり500〜600Kcalを目安にしてみてくださいね。また、間食の場合は1日150~200Kcal以下に抑えておきましょう。
単品編
主食
糖質が多いので、食べ過ぎないように注意が必要です。 <おにぎり・手巻き寿司など> おにぎりの具でツナマヨ、海老マヨなどマヨネーズ系は高カロリーなので控えましょう。高菜、昆布、鮭や納豆巻きなどがおすすめ。いなり寿司は甘辛く煮た油揚げで包んでいるので糖質や脂質が多いので注意しましょう。 <パン> あんぱんやクリームパンなどの菓子パン類は糖質が高いものが多いので控えましょう。選ぶなら肉や卵、野菜も一緒に摂ることができるサンドイッチがおすすめです。 <麺類> カップ麺は塩分が高いので控えましょう。塩分の取りすぎはむくみの原因になります。そば、うどん、中華麺などはトッピングで野菜、きのこ、海藻などが入っているものを選ぶといいですよ。
主菜
コンビニ食では揚げている調理商品が多いため、脂質が過剰になりがちです。唐揚げやフライ物などレジ横にある商品は少しの量でも高カロリーなので、控えておくことがベストです。選ぶなら、フランクフルトや焼き鳥(もも)がおすすめです。その他、肉や魚、卵、大豆製品などを使ったお惣菜を選びましょう。揚げ物より焼いた物を、焼いた物よりは蒸したり、生の物の方がカロリーは抑えられます。主食のサンドイッチや麺類のトッピングなどでしっかり肉や魚、卵、大豆製品などが入っていれば主菜として考えてもいいですよ。
副菜
コンビニの食事は野菜類、きのこ類、海藻類が不足しがち。手軽に摂るならば、野菜ジュースがいいですね。一番良いのはサラダをプラスすることです。サラダであれば、噛んで食べるので満腹中枢が刺激されて、満腹感が得られて食べ過ぎを防ぐことができます。コンビニには野菜がたくさん入った具沢山のスープも売っていたりするので、こういったものを利用してみてもいいですね。主食や主菜の食品を選ぶときに野菜の多い商品を選ぶことで、野菜の摂取量が増えますよ。 ▶【飽きないダイエットここにあり!?】サラダチキンでダイエットができる!?その理由とは?
お弁当編
コンビニ弁当は様々な食材が入って食べ応えがありますね。コンビニ弁当の特徴としてはご飯の量や揚げ物系が多く、野菜が少ないので糖質や脂質に偏りがちですね。栄養のバランスを整えるためには、サラダや野菜ジュースなど野菜類、きのこ類、海藻類の入った商品をプラスしましょう。これらに含まれる食物繊維は、便秘を予防したり糖質の吸収を緩やかにするなどの働きがあるので、ダイエット中ならば欠かさず摂っておきたいですね。
おやつ編
コンビニは誘惑が多く、食事以外のものも欲しくなってしまいます。ダイエット中は3食規則正しく食事をして、間食を控えることがベストです。しかし、我慢しすぎてストレスが溜まりリバウンド・・・という悪循環になるのは避けたいですね。そこで間食するならば、選ぶ商品に注意しましょう。高カロリーな洋菓子、菓子パンは控えるか、小さめのものを選びましょう。ダイエット中の間食は低糖質で、普段の食事で不足しがちな栄養素が含まれるものがいいですよ。チーズ、豆乳、ヨーグルト、ナッツ類などがオススメですが、食べ過ぎは禁物です。今では低カロリーの菓子類やスイーツも売られているので、そういったものを利用するのもいいですね。 ▶【管理栄養士が直伝】ダイエット中なのに「おやつ」を食べても簡単にやせる方法
まとめ
ダイエット中にコンビニ食を利用するときは栄養の偏りがないよう、組み合わせに気をつけることが大切です。商品を選ぶときに栄養成分表示を確認する習慣をつけていくことで、どんなものが高カロリーなのかを自然と覚えることができます。そうすると、コンビニ以外の食事でメニューを選ぶときにも役立ちますよ。上手くコンビニを利用して、ダイエットを成功させましょう♪
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。