
リンパとは老廃物や病原菌を運ぶもので、リンパの流れが悪くなるとむくみやたるみの原因に。リンパの流れを促すことで代謝があがり、病気になりにくい、健康な体になると言われています。今回はそんなメリットの多い、リンパ体操をご紹介いたします!
リンパ体操ダイエットって?
リンパって何?

そもそもリンパとは、血管と同様に全身に張り巡られており、体にたまった老廃物や余分な水分、病原菌、ウィルスなどを回収・排出をする役割を果たしています。リンパの流れが悪いと、老廃物がどんどん溜まってしまい、冷えやむくみなどを招く原因になるのです。特に首すじや足の付け根などにはリンパが多く集まっており、風邪をひいた時に首周りが腫れるのは病原菌と戦っているからだと言われています。
リンパ体操ダイエットの効果とは?
リンパの流れが改善されると、それに伴って血液の流れも良くなるので、体温が上がり代謝がアップすると考えられます。代謝がアップすることで、エネルギー消費が促されると同時に脂肪が燃焼されやすくなるため、太りにくくやせやすい体質へ変化が期待できます。
また、リンパの流れの悪化が原因で引き起るむくみやたるみは、そのまま放っておくと老廃物と脂肪が長い時間をかけて結合してしまいます。そうなると、みなさんもご存知の「セルライト」という脂肪の塊ができてしまいます。セルライトは、一度ついてしまうと、解消するのが難しいと言われているので、リンパの流れを促してあげることは重要です。
リンパが集まる部分ってどこ?
ここに注目!鎖骨周り

鎖骨周りに集まっているリンパは、全身を巡ったリンパが最後にここを通って心臓に流れ込むと言われています。そのため流れが悪くなると、全身の老廃物が溜まりやすくなりってしまいます。リンパ体操をするときは、鎖骨のリンパの流れを意識するといいでしょう。
スッキリした印象に!膝裏やお腹周り
両膝の裏にもリンパが多く集まっています。この部分は、ふくらはぎや足首のむくみだけでなく、下半身全体の老廃物を流してスッキリとした印象の美脚を目指すことができると言われています。また、お腹周りにもおへそを中心にリンパが集まっており、流れが悪くなるとぽっこりおなかの原因になると言われています。
リンパ体操のやり方
鎖骨周りのリンパ体操

1.まずは鎖骨のリンパを流すことから始めましょう。
肩に手を添えて、パンチをするようなイメージで片手を前に突き出しましょう。
2.パンチした手を突き出したままで、体だけ引けるところまで後ろに引いてあげましょう。
この時は、肩の位置を変えないで肩甲骨を意識しながら行いましょう。
※左右10回ずつを目安に行いましょう。
脚のむくみをとるリンパ体操

1.次に気になる脚のリンパを流しましょう。
両手を腰に当てて立ちましょう。
2.片足立ちをして、もう一方の片足を後ろに引き下げて大きく足を振りましょう。
この時、上半身は前かがみにならないようにキープすることを意識してください。
※自分のペースで、まずは両脚で3回ずつを目安に行いましょう。慣れてきたら5回、10回、20回と増やしていきましょう。
ポッコリお腹を解消するリンパ体操
1.かかとを合わせてつま先は開くように立ちましょう。
2.そのまま足は固定したままで、お腹周りだけひねるように腰を振ってください。
この時、両腕は真横に上げて行うと強度がアップします。
※これを30秒を目安に振りましょう。
まとめ
いかがでしたか?リンパの流れを促すことが、健康的な体作りにつながります!運動や食事制限よりも続けやすいのに、たくさんのメリットがあるリンパ体操ダイエット。ぜひ今日からはじめてみてください!
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