【早めが肝心!】管理栄養士が教える「正月太り」解消法3選
お正月も過ぎ、新年がスタートした方たちのなかには、「気をつけていたけど、太ってしまった…」「最初は意識していたけど、途中で誘惑に負けてしまった…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方々に、早めのリセット法をご紹介します。
2020年01月01日
年明けは胃腸もおつかれ
年末からのイベント続きに、年末年始が加わり、胃腸もお疲れの方も多いのが、この季節。昔からのならわしである七草粥も疲れた胃腸を回復させるための食事とも言われています。 胃腸が疲れた状態では、血流が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。代謝が落ちると、脂肪が溜まりやすく、増えた体重はなかなか戻ってくれません。年明けに体重が増えてしまった方は、消化のよい食事をし、胃腸を労わるようにしましょう。
胃腸にやさしい料理を食べよう
消化に負担がかからない料理は、胃腸を労わります。 消化に負担がかからない食材は、繊維や脂肪が少ないものです。これらを小さく切って、柔らかく煮たり、蒸したりすることで胃腸への負担は和らぎます。
おすすめ食材はこちら
鶏ささみ、白身魚、卵、豆腐、納豆、牛乳、ヨーグルト、 青菜(ほうれん草など)、にんじん、白菜、じゃがいも、かぼちゃ など 【労わる食事を◎】胃腸の不調を感じた時の食べ方って?
消化に負担がかからないおすすめ料理はこちら
お粥、たまご粥、うどん、煮込みうどん 煮魚、蒸し魚、つくねの煮物、鶏ささみのホイル焼き 赤身肉のしゃぶしゃぶ、卵豆腐、茶碗蒸し、湯豆腐 煮浸し、柔らかい野菜の煮物 など
注意したいこと
香辛料に加え、甘味や塩味、酸味が強いもの、嗜好飲料などは胃酸の分泌を高めるため、胃腸がお疲れの時期は、これらは控えたほうがいいでしょう。
カロリーの調整をするなら夜がおすすめ
体重は、動く量と食べる量のバランスで変動します。やはり、カロリーコントロールをしたいという方は、夜の食事で調整するようにしましょう。日中と同じ内容の食事をしても、夜間帯は代謝が落ちるため、エネルギーとして使われず、脂肪としてため込みやすいと言われています。 効率よく、カロリー調整をするのであれば、断然夜の食事です。そのときは、消化のよい料理をとると、胃腸にも優しく、カロリーを抑えることができます。
しっかり動いて脂肪を燃焼させよう!
増えてしまった体重は早く戻すことが大切です。 そのためには、食事だけではなく、活動量を増やすことも欠かせません。冬に運動をしても、汗をかかないため、あまり成果を感じられないと思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、冬こそ活動量を増やした効果が大きく得られやすい季節です。夏場とくらべ、冬は身体を温めようと、多くのエネルギーを使います。 同じように歩いても、冬場のほうがエネルギー消費量は高いのです。さらに、汗をかく不快感はなく、最初の一歩を踏み出すと徐々に身体も温まり、歩きやすくなるのも取り組みやすさの1つと言えるでしょう。
おすすめの活動量アップ法
そうはいっても、歩く時間も走る時間も作れない方や、それでも寒いから躊躇する方もいらっしゃいますよね。そのときは、座っているときの姿勢や足元の姿勢を整えることもよい活動量アップになります。 また、普段はエレベーターやエスカレーターを使っている方は、階段を利用してみましょう。家事をするときに、いつもより大きく身体を使ってみるのもおすすめです。 日々の生活の中に、意外に活動量を増やす方法は隠れています。
まとめ
さて、いかがでしたか。 早速、今日から正月太り解消のため、年末年始で疲れた胃腸をいたわり、日常のなかで活動量を増やしていきましょう! 【胃腸の調子が悪い時に】管理栄養士が教えるNGな食事とおすすめレシピ
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。