【カットしすぎはNG?】紫外線とビタミンDの関係とは?

【カットしすぎはNG?】紫外線とビタミンDの関係とは?

紫外線は美肌の大敵。春から夏にかけて、日焼け止めやサングラス、帽子などで徹底防備をしている方も多いかもしれません。ただし、紫外線をカットしすぎると体に悪影響をおよぼすおそれも!?日光が必要な理由や紫外線とうまく付き合うコツをお伝えします。

2019年07月29日

紫外線とは

紫外線の種類

紫外線は、波長によってA波、B波、C波の3種類に分けることができます。このうち、C波はオゾン層などに吸収され、地球の地表にまで届くことはありません。人間に影響のあるのはA波とB波です。 参考:日本化粧品工業連合会(https://www.jcia.org/user/public/uv/knowledge)

肌の奥へ届く!?紫外線A波

A波は大気などに吸収されることが少なく、95%が地表まで到達します。肌の表面に炎症などの影響を与えることはありませんが、肌の奥、真皮にまで届くといわれています。 雲や窓ガラスを通してもA波を遮ることはできないため、日差しのない日でも人体には影響があると考えられています。肌の奥深くまで到達し、じわじわとさまざまな影響をおよぼすA波。長い時間をかけ、しわなどの原因となることもあるそうです。

肌を赤くする!紫外線B波

B波は大部分がオゾン層に吸収され、地表に届くのは5%程度。しかし、非常にエネルギーが強いため、肌の表面の細胞に強く影響を与えます。これが、いわゆる「日焼け」。肌が赤くなったり、小麦色に焼けてしまうのはB波によるもの。 一時的な影響はB波の方が強いですが、肌などの深い部分に影響を与えるのはA波。そのため、日常的にUVケアを行うことは非常に重要なポイントです。しかし、過剰すぎる紫外線対策は別の健康被害を引き起こすおそれがあります。

過剰なUVケアが「骨粗鬆症」を招く?

紫外線は「ビタミンD」を作る

骨の形成に不可欠な栄養素である「ビタミンD」。実は食事で摂取する以外に、紫外線を浴びると体内で合成されることをご存知でしょうか?両手のひら程度の面積を15分ほど日光にあてる、または日陰で30分ほど過ごすと、体に必要なビタミンDを合成できると考えられています。 しかし、日焼け止めの使用により完全に紫外線をブロックしてしまうと、外に出る機会があったとしてもビタミンDを作り出すことができません。食物から意識して摂取することもなく、ビタミンD不足に落ち入ってしまうと、体に悪影響をおよぼす危険性があるのです。

「ビタミンD」不足に要注意!

「ビタミンD」が不足すると、骨の健康が損なわれるおそれがあります。ビタミンDはカルシウムとリンの体内吸収を促し、強い骨の形成・維持をする役割があるといわれる成分。ビタミンDの不足は、骨粗鬆症や骨折を招くリスクを高めると考えられているのです。 また、骨だけでなく、体のさまざまな部分にビタミンDは有効に働くといわれています。血中のビタミンD濃度が低い状況が長期間続くと、がんの発生リスクが上昇するという研究結果も発表されており、健康的な体作りに欠かせない栄養素なのです。

まとめ

紫外線は、カットしすぎも注意!

紫外線は肌にダメージを与えるため、予防することは大切。ただし、カットしすぎることなく、体に必要な分の日光を浴びることも心がけましょう。 おすすめは日陰での日光浴です。曇りの日であれば30分程度散歩することもおすすめ。将来も元気で健康に過ごすため、紫外線でビタミンDを合成し、骨を丈夫にしていきましょう!

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著者

ダイエットプラス管理栄養士

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