【健康を左右する】メタボにならないために!食事選びのテクニックとは?

【健康を左右する】メタボにならないために!食事選びのテクニックとは?

職場でのお昼選びによって「肥満や生活習慣病が予防できるかもしれない」という研究結果が、アメリカで発表されました。研究の詳細についてと、アメリカで使われている食事のメニュー選びガイドラインもあわせて管理栄養士が紹介します。

「職場での健康的な食事の意義」とは

マサチューセッツ総合病院からの研究報告

国立健康・栄養研究所が運営している「リンクDEダイエット」に掲載されている記事をご紹介します。

「都市部の大規模病院の食堂で、健康的でない食事を購入する職員は、職場以外でも不健康な食事を食べる傾向があったという、米国のマサチューセッツ総合病院からの研究報告」

参加者は602人の病院職員。カフェテリア選ぶメニューに健康スコアを付けて3ヶ月間点数を計算。BMI、血圧、およびHbA1cの臨床データと照らし合わせ、分析しました。

「健康な食品の購入スコアが高かった者では、健康な食事指数スコアも高く、肥満者と同様に高血圧や前糖尿病/糖尿病の割合も少なかった。研究チームは、職場での健康な食品の選択を増やすことは、従業員の健康を改善するだろう、と結論付けた」

1日の大半を過ごす職場だからこそ、健康を意識した食品を選ぶことが重要なんだそう。

一方、このニュースを読んで、アメリカ流の栄養バランスとはどんなものなのか?と気になった方もいるのではないでしょうか。

日本でも生かせるポイントがありますので、米国農務省が推進する食事バランスガイドをご紹介します。

アメリカでバランスの良い食事とは?

イラストでわかりやすい「マイプレート」

健康的な食生活を促進する米国人向けの食事ガイドラインは、「マイプレート」と呼ばれています。

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「マイプレート」とは

肥満や生活習慣病を予防・改善するために、バランスの良い食事選びをイラストで表現したものです。

お皿の半分がFruits(果物)とVegetables(野菜)、残る半分がGrains(主食となる穀物)とProtein Foods(肉や魚などメインのおかず)、プラスDairy(乳製品)です。
学校の給食をイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。

出典:米国農務省MyPlate
https://www.choosemyplate.gov/

さらに詳しく!

栄養バランス改善のための10のポイント

プレートのバランスに加え、量や選ぶ食材について更に踏み込んだ10項目を簡単にまとめると…

1:自分の必要カロリーを把握しておく
2:腹八分目で楽しく食べましょう
3:てんこ盛りではなく、控えめに
4:野菜や果物、乳製品が不足しないように
5:半分は野菜や果物で
6:乳製品低脂肪や無脂肪を
7:主食の半分は精製されていないもの。例えば玄米や大麦などで
8:脂肪、砂糖、食塩の多いものは食べる頻度を下げて
9:塩分を減らそう。加工食品は塩分量をチェックしましょう
10:ジュースでなくに水を飲もう

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まとめ

毎日の食事が大切

ダイエット期間を決めて集中するのではなく、日々の食事を意識することが健康へとつながります。マイプレートのイラストをイメージすると、食事バランスをとるのも簡単に思えてきませんか?

また、さらに踏み込んだ10項目も、まずは実践できることを意識しましょう。健康的な食生活は難しくないと感じて、毎日の食生活に活かしていただければ幸いです。

出典:国立健康・栄養研究所「リンクDEダイエット」より「職場での健康的な食事の意義」

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