【どうしてダメなの？】管理栄養士が語る「朝食抜きダイエット」がNGな理由

何かと忙しい朝、「朝食を抜いてしまえば、楽だしダイエットにもなるし一石二鳥」なんて思ったことありませんか？実はコレ、大間違いなんです！その理由を、管理栄養士が解説します。

抜いたら損！朝食を食べるメリット

活動的に過ごすためのエネルギー源！

朝食は大切なエネルギー源。朝食を抜いて空腹のまま1日をスタートすると、何だか元気が出ず、自然と活動量も減ってしまうことに…。

しっかり朝食を摂って元気を出して、活動的に1日を過ごすことでエネルギーの消費量をUPしていきたいですね。

身体ぽかぽか代謝UP

食事を摂った後に、何だか身体がポカポカ温まってきたと感じたこと、ありませんか？これは食事を摂ることでエネルギーが消費されていく働きによるもので、「食事誘発性熱産生」といいます。

この食事誘発性熱産生によるエネルギー消費が最も高くなるのは朝の時間帯。朝食を抜いてしまうと、せっかくの代謝UPのチャンスを逃してしまうことに…。

体内時計を整える

朝食は、私たちの身体の体内時計を調節する役割も担っているということ、ご存知でしたか？1日は24時間ですが、実は私たちの身体の体内時計は25時間周期。1時間分のズレがあるんです。私たちの身体は、決まった時間に朝食を摂ることで体内時計をリセットし、ズレを調節して24時間の周期に合わせてくれています。

朝食を摂らないと体内時計はリセットされずズレたまま。その結果、生活リズムが整わず何だか不調で元気が出ない…といったことに繋がります。

朝食をしっかり食べて間食をセーブ

朝食を抜いてしまうと空腹感が強くなり、つい間食に手が伸びたり、昼食の際に早食いしたり食べ過ぎてしまいやすくなったりします。

朝食を摂ってしっかり満足感を得ることで、結果的に余計なカロリーを摂らずに済み、ダイエットに繋がりますよ。

スムーズなお通じを促してお腹すっきり！

食べ物や飲み物が胃の中に入ると、その刺激が伝わり反射的に大腸が動きます。その結果、便が直腸に送り出され、スムーズなお通じに繋がります。

この働きが最も強く起こるのが、朝！朝食をしっかり摂ることは、便秘を予防しぽっこりお腹を解消するためにもとても大切なことなんですよ。

朝食、どんな風に食べるのがおすすめ？

朝日を浴びながら朝食を食べよう！

朝食は、毎朝起きてから1時間以内に食べるのが、体内時計を整えるためにはとても大切なポイント。

また、太陽の光も、体内時計のズレをリセットし生活リズムを整えるのにも一役買ってくれますよ。ぜひ、カーテンをしっかり開けて朝日の当たる食卓で朝食を摂るようにしましょう。

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主食・主菜・副菜3点が揃っているかチェック！

食事は、主食(ごはん・パン等)・主菜(肉・魚・卵等)・副菜(野菜、海藻、きのこ等)の3点を揃えてバランス良く食べるのがとても大切！

主食に含まれる炭水化物は1日の活動のエネルギー源となります。また、主菜でしっかりたんぱく質を摂ると、より代謝が上がりやすいといわれています。

そしてそのたんぱく質を体内で効率よく利用するためには、副菜に含まれるビタミンの存在が欠かせません。ぜひ、主食・主菜・副菜3点が揃うように意識してみてくださいね。

まとめ

朝食をしっかり食べて、健康的な理想のBODYをゲットしよう！

いかがでしたか？毎日をハッピーに、そして健康的に過ごすためにも、そしてダイエットを後押しするためにも、朝食の存在は欠かせません。

ぜひ、いつもよりちょっとだけ早起きして、朝日を浴びながら朝食タイムを楽しみ、健康的な身体を手に入れましょう！

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