【驚きの研究結果!】満腹を感じるのは胃ではなく「腸」って本当?

【驚きの研究結果!】満腹を感じるのは胃ではなく「腸」って本当?

米国のカリフォルニア大学サンフランシスコ校からおもしろい研究結果が報告されました。満腹を感じるのは胃ではないという、この研究内容を詳しく見てみましょう!

驚きの研究結果!

どんな研究だった?

からだのエネルギーを常に一定にしておくためにも、何をどれだけ食べたのか、からだがどう認識しているのかはとても大切です。

脳神経の1つの迷走神経が、それをどのように把握しているのか?その機能を調べる研究を行いました。迷走神経は、唯一腹部まで届いて胃腸のぜんどう運動(伸びたり縮んだりの運動)、消化腺の運動などに関与している神経です。

どんな結果だったの?

研究の結果、胃ではなく腸が受ける刺激に反応をしていることがわかりました。そして、空腹を知らせる神経細胞を阻害するのは、胃ではなく腸だけだったこともわかりました。

私たちはお腹がいっぱいになったと感じるとき、胃の中がいっぱいになったとイメージします。しかしこの研究結果から、満腹を感じるのは胃ではなく、腸が伸びることによるものだとわかったのです。

研究結果からダイエットに効果的な食べ方は?

腸を動かせば効果的にダイエットできる!

私たちには、お腹がいっぱいになるまでたくさん食べたいという食欲があります。これがカロリーの摂りすぎにつながりやすく、ダイエット中はこれとどう付き合うかが、大きな問題となることが多いです。

しかし、この研究から、満腹を感じるためには、胃を一杯にする食べ物のカサ(量)が大事なのではなく、腸を動かすことができる食べ物の内容(質)が大事になることがわかりました。このことを考えれば、カロリーの摂りすぎにならずに満腹を感じやすく、ダイエットも成功しやすくなるということが言えます。

腸を動かすにはどうしたらいい?

食物繊維で腸を動かす!

食物繊維には、腸を刺激して腸の動きを促す働きがあります。特に水に溶けない不溶性食物繊維は、腸の中で膨らんで便の量を増やすことで排便を促し、腸を伸ばしたり縮んだりさせ、動きを活発にします。

不溶性食物繊維が多い食べ物には豆類、穀類(玄米、ライ麦など)、きのこ類、いも類などがあります。これらを食べると腸が活発に動くことが期待できます。

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リラックスすることも大事

緊張したりストレスがたまると、脳や筋肉に重点的に血液が送られます。その反面、お腹まわりの血流が悪くなり、腸の動きも悪くなってしまいます。腸を活発に動かすためには、リラックスした状態でいることも大事なポイントの1つになるようです。

腸を意識して効果的にダイエット

食べ物の量ではなく質を考える

研究結果から、満腹を感じるのは胃ではなく腸だということがわかりました。ダイエット中は食事の量だけでなく、腸を動かすことを意識した食事内容を考えると効果的です。

出典:伸びた腸が我々に満腹を知らせる(国立健康・栄養研究所)
(https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=68986&-lay=lay&-Find.html)

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