【彩りだけじゃない!】グリーンピースの栄養とおすすめレシピ3選

【彩りだけじゃない!】グリーンピースの栄養とおすすめレシピ3選

きれいな緑色をしているグリーンピースは、シュウマイやチャーハンなど彩りとして使われているため、脇役のイメージが強いですよね。そんなグリーンピースですが、生の状態で販売されているのは旬の時期だけです。そこで今回は、グリーンピースの栄養価とおすすめレシピをご紹介します!

グリーンピースの基礎知識

旬は春

グリーンピースはマメ科エンドウ属の植物です。グリーンピースの旬は3〜6月と春を告げる食材のひとつです。缶詰や冷凍など加工されたものが1年中販売されていますが、旬の時期に食べる生のグリーンピースはふっくらとしていて柔らかく、甘みがあるのが特徴です。

えんどうは大きく分けると2種類ある

疑問に上がるのがグリーンピースとえんどう豆の違いです。「えんどう」には、さやがまだ未熟でやわらかい時に収穫し、さやごと食べる「さやえんどう」と、さやの中にある実を食べる「実えんどう」とがあります。

「さやえんどう」に分類されるが絹さや、「実えんどう」に分類されるのがグリーンピース、えんどう豆です。ちなみに、えんどうの新芽は豆苗です。

えんどう豆が成熟する前に収穫

「実えんどう」の中でも、未熟な実をグリーンピース、成熟したものはえんどう豆と、収穫される時期によって名前が異なります。

グリーンピースを購入するときのポイント

さや付きの状態で

グリーンピースはさやから出すと時間の経過とともに風味が低下していくので、さや付きのものを購入しましょう。また、風味を損なわないためにも、調理するときは直前にさやから取り出しましょう。

ふっくらとしているものを

さやがふっくらしていて張りがあるものを選ぶのがポイントです。その他にも、さやの色がきれいな緑色のものを、そしてヘタやサヤの表面が変色していないものを選びましょう。

購入したら早めに食べる

グリーンピースは鮮度が落ちやすく日持ちがしないため、購入後はすぐに食べるのがおすすめです。すぐに食べることができないという場合は、乾燥させないようにビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、2〜3日以内に食べましょう。

グリーンピースの栄養素

βカロテン

βカロテンは緑黄色野菜の色素成分で、プロビタミンAと呼ばれていて、吸収される時に体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保ったり、目の網膜で光を感じるロドプシンという物質を作る働きがあります。また、βカロテン、ビタミンAともに抗酸化作用があり、特にこれからの時期は紫外線による害から体を守ってくれます。

たんぱく質

たんぱく質を多く含む食品は肉・魚・卵などと動物性食品を連想しがちですが、グリーンピースは植物性の食品の中でも比較的たんぱく質を多く含んでいます。筋肉の原材料となるたんぱく質は、不足すると代謝が低下してやせにくい体質になってしまう恐れがありますので、ダイエット中でも欠かさずに摂って欲しい栄養素のひとつです。グリーンピースを含め、植物性食品からたんぱく質を摂るメリットは、脂質の量が少ないことです。

ビタミンB1

戦前の日本で多くの方が罹った脚気は、ビタミンB1が不足することによって起こった病です。玄米に比べて精製された白米にはビタミンB1が少ないため、白米を主食とする日本人には欠かせないビタミンです。

ビタミンB1には糖質がエネルギーに変換されるのをサポートする働きがあります。また、アルコールの代謝にもビタミンB1は欠かせません。現在は脚気にかかる人はほとんどいませんが、糖質やアルコールを多く摂る人には積極的に摂って頂きたいビタミンです。

グリーンピースのおすすめレシピ3選

グリーンピースのオイルおにぎり【221kcal】

おにぎりにオリーブオイルを加えることで、時間が経ってもパサつくことなく食べられます。レシピは茹でたグリーンピースを温かいご飯に加えていますが、グリーンピースと塩を一緒に炊飯して、握る前にオリーブオイルを加えてもOKです!

また、グリーンピースに含まれるβカロテンは油と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

▶「グリーンピースのオイルおにぎり」の作り方はこちら

たけのことグリーンピースのまぜご飯【241kcal】

グリーンピースと同じく春の食材のたけのこを加えた混ぜご飯。味付けご飯なので、グリーンピースだけの豆ご飯が苦手な方でも美味しく召し上がって頂けます。

また、白米にはビタミンB1が少ないため、グリーンピースを加えることでビタミンB1を補うことができます。

▶「たけのことグリーンピースのまぜご飯」の作り方はこちら

キャベツとグリーンピースのゆず胡椒サラダ【59kcal】

脇役のイメージのあるグリーンピースですが、サラダに加えれば立派な1品に。缶詰や冷凍でも作れますが、生のグリーンピースを茹でて使うと甘みが加わり、ゆず胡椒との相性も抜群です◎

▶「キャベツとグリーンピースのゆず胡椒サラダ」の作り方はこちら

まとめ

グリーンピースが苦手な人はフレッシュなものを食べてみて!

今回は、春が旬のグリーンピースの特徴と栄養素についてお伝えしました。しかし、グリーンピースは青臭くて苦手という人も多いのではないでしょうか?

そんな苦手意識のある方こそ、旬の時期にしか食べられない甘みのあるフレッシュなグリーンピースを食べてみて頂きたいです!冷凍品や缶詰では味わえない食感と甘みを、旬の時期にご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。

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