【健康的なスタイルをめざしたい】運動を始めるためのコツをお伝えします!

【健康的なスタイルをめざしたい】運動を始めるためのコツをお伝えします!

健康的にダイエットをおこなうために、運動を始める方も多いのではないでしょうか。運動によるカロリー消費量は意外に少ないため、ダイエットにおいて最も大切なのは食生活の改善です。しかし、食生活改善と併せて運動もおこなうことで筋肉量がアップし、代謝がよくやせやすい身体に近づけますし、筋肉がつくことで身体が引き締まり、美しいボディラインを手に入れることができます。しかし、今まで運動習慣がなかった方や運動が苦手な方ですと、習慣として身につくまでに挫折してしまうことも多いです。そこで今回は、米国心臓協会より発表された最新の声明をもとに、健康的に運動を始めるためのポイントをお伝えします。

米国心臓協会より発表された最新の声明

運動は薬と同じ?

有酸素運動とは、酸素をエネルギーとして必要とし、ウォーキングや早歩き、ジョギング、自転車、水泳、エアロビクスなど、長時間にわたって大きな筋肉を動かす運動のことを言います。

筋肉トレーニングなどと比較すると運動強度が低く、運動が苦手な方や久しぶりに運動をおこなうという方でも取り組みやすいという特徴があります。

記事によると、運動は薬と同じであると記されています。つまり、中等度~高強度の身体活動は健康に有益ですが、薬と同じで、運動量が少なすぎても多すぎても心血管イベントを引き起こす可能性があるため、たくさん運動すればいいというものではない、ということです。

さらに、「ほとんどの人にとっては、運動と体力の改善の利点がリスクを上回ることを発見した。身体的に活動的な人は、心臓発作や突然死のリスクが最大で50%低くなる。」とも記されています。

つまり、適度な運動をおこなうことは健康にとって有益であり、突然死のリスクを低くする効果が期待できますが、運動量が多ければ多いほどよい訳ではなく、特に運動不足の人や体調不良や疾患を持つ方ですと心臓へのリスクが高いということです。

運動経験がある人も要注意!

記事によると、米国心臓協会は運動中の胸痛、胸の圧迫感や重度の息切れなどの症状がない限りは、軽い運動から始め、それから徐々に中~高強度の運動へと進んでよいことを示唆しています。ダイエットや健康のために運動を始める場合、まずは短時間の軽い運動から始めるのがおすすめです。

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健康的に運動を始めるポイント

学生時代などに運動経験がある方も、今まで運動経験がなくこれから始めたい方も、運動によって健康を害さないよう、以下のポイントをおさえるようにしましょう。

・運動の前には、ウォーキングなどの準備運動をゆっくりとしたペースでおこない、心拍数を徐々に上げる。

・立ちくらみ、息切れ、胸の痛み、胸の圧迫感などの症状が起こらなければ、6~8週間は平地でのウォーキングをおこなう。それからレベルを上げていき、ジョギングしたり、丘を登ったりと、より活発な活動へと進めていく。

・運動時間は最初は5~10分程度の短い時間から始め、目標とする時間までゆっくり増やしていく。

・湿度の高い場所や慣れない高地など、心臓に大きな負担をかける環境の場合は、運動の強度を下げる。

・運動後はゆっくりとしたペースで歩いてクールダウンし、心拍数を正常に戻す。

・立ちくらみ、息切れ、胸痛、胸の圧迫感などの症状が発生した場合は、運動を中止し診察を受ける。

健康的に運動をおこうためには「徐々に運動強度を上げ、運動時間を増やす」「運動後はゆっくりと歩いてクールダウンし、心拍数を戻す」「自分の健康状態に目を向け、体調不良を感じた場合は運動を中止する」ということが大切です。焦らず、マイペースに運動をおこなうよう心がけてみてくださいね。

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まとめ

適度な運動で健康的にダイエットしましょう!

いかがでしたか?
運動はダイエットや健康にとって有効ですが、強度が強すぎる運動や長時間の運動を急におこなうと、健康を害してしまうおそれがあります。

学生時代に運動経験のある方や早くダイエットの結果を出したい方ですと、つい頑張りすぎてしまいがちですが、運動が逆効果になってしまわないためにも、まずは自分の体調を確認しつつゆっくりと運動を進めていき、徐々に強度や時間を増やしていきましょう。

自分に合ったペースや強度の運動を無理なくおこない、健康的で美しい体型を手に入れましょう!

出典:国立健康・栄養研究所「リンクDEダイエット」より「最新版・健康的に運動を始めるためのポイント」
https://www.nibiohn.go.jp/eiken/linkdediet/news/FMPro%3F-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=69690&-lay=lay&-Find.html
(アクセス日:4月5日)

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