【8月29日は焼肉の日】もう迷わない!部位の特徴を知って焼肉を最高に楽しもう

【8月29日は焼肉の日】もう迷わない!部位の特徴を知って焼肉を最高に楽しもう

8月29日は「焼肉の日」。最近では一人で焼肉が楽しめたり、1切れから注文できるなど、様々なお店がありますよね。老若男女問わずに大人気の焼肉ですが、たくさんの部位があり注文するときに迷ってしまいませんか?そこで今回は、肉の部位別の特徴を解説します。

「焼肉の日」とは?

焼き肉を食べて夏バテを防ぐ

焼肉の日は、1993年(平成5年)に全国焼肉協会が制定した記念日です。なぜ8月29日なのかというと、日付を見ての通り、8(やき)2(に)9(く)と、語呂合わせからきています。夏バテを起こしやすいこの時期に、スタミナ料理の定番である焼肉を食べて、暑い夏を乗り切ろうという思いが込められています。

この違い知ってる?焼肉にまつわる雑学

焼肉とバーベキューの違いは?

焼肉は屋内、バーベキューは屋外と食べる場所の違いかと思いがちですが、食べ方にも違いがあることをご存知ですか?

焼肉は肉を焼きながら食べるというスタイルに対して、バーベキューは焼いた肉を食器に盛り付けて、会話をしながら食べます。つまり、焼肉は肉を焼くという調理と同時進行に食べますが、バーベキューは焼くという調理が全て終わってから食べるという違いがあります。

和牛と国産牛の違いは?

意外と知られていないのが、和牛と国産牛の違いです。ともに日本で飼育された牛なのかと思われがちですが、実はそうでないケースもあるんです。

和牛とは、黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種と、この4品種の交雑種のことです。一方で、国産牛は品種に関係なく、日本での飼育期間が他の国よりも長い牛を指します。

例えば、海外で生まれて1年過ごし、その後日本に来て8ヶ月飼育された牛は◯◯産牛肉と、生まれた国の名前が記載されます。しかし、海外で生まれ8ヶ月後に日本に来て、その後1年間飼育された場合は、日本での飼育期間が最も長くなるため国産牛と表記されます。

つまり、日本で生まれ育った和牛とは違い、国産牛は日本で生まれ育ったとは限らないのです。

肉の部位別の特徴を知ろう!

カルビ

カルビは韓国語であばら骨周辺についている肉のことを指しますが、日本ではバラ肉のことをカルビと呼んでいます。バラ肉の中でも肩に近い部分を肩バラ、それ以外をトモバラに分けられ、肩バラの中にある三角バラは特上カルビとして提供されることが多いです。

脂が多く、旨味が濃厚でやわらかい食感が特徴で、焼肉の中でも特に人気の部位です。

ロース(肩ロース)

牛の肩から腰にかけての背中側の肉がロースです。なかでも、肩に近い部位を肩ロース、背の部分をリブロース、背肉の後半部分をサーロインと言います。肩ロースは肉厚で柔らかく、肉と脂のバランスが良いのが特徴です。

リブロース

きめが細く、肉色の発色が良く見た目が美しいのが特徴です。

サーロイン

美しいサシが入っていてきめが細かく、やわらかい食感と味わいの良さは牛肉の中でもトップクラスです。

ヒレ

牛の胴体の中心部で、やわらかい食感が一番の特徴です。脂肪分が少なく、あっさりとした味わいが楽しめる部位です。

ランプ

腰からお尻にかけての部位で、赤身肉に分類されます。ロースに比べると脂分が少なく、あっさりとした味わいが特徴です。

タン

タンは牛の舌で、弾力のある歯ごたえが特徴です。舌の付け根の部分をタン元、先端部分をタン先、真ん中の部分をタン中と言います。なかでも、タン元は霜降り状となっており脂肪分が多く、柔らかい食感で希少部位とされています。

ハラミ

牛の横隔膜の部分で、腹側の部分をハラミ、腰椎に近い部分をサガリと言いますが、お店によっては両者を合わせてハラミとしているところもあります。やわらかくて脂がのっているのが特徴で、ハラミという名前が浸透する前はソフトカルビと呼ばれていました。

一度は食べたい!希少部位

シャトーブリアン

シャトーブリアンはヒレ肉の中心部で、最も厚みがあり肉質が良く、牛一頭あたりから少量しかとれないため希少部位とされています。脂肪分が少ないため赤身肉に分類されますが、非常にやわらかく、肉汁が多くジューシーな味わいが特徴です。

ザブトン

ザブトンは肩ロースのあばら骨側にある部位で、ハネシタとも呼ばれています。霜降りで脂が多くてやわらかく、口の中でとろけるような食感が魅力です。

ミスジ

肩甲骨の内側がミスジで、その名の通り3枚の筋が入っていることからミスジ(三筋)と呼ばれるようになりました。サーロインやヒレとは違ったやわらかさがあり、きめが細かくとろけるような食感で、発色が良いのが特徴です。

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イチボ

牛のお尻の先端部分がイチボです。脂肪分が少なく、赤身肉に分類されますが、やわらかい食感が特徴です。味が濃く、噛むほど旨味を感じられます。

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まとめ

部位を知れば焼肉がもっと楽しくなる!

焼肉として食べれられている肉の部位は、今回ご紹介した部位以外にもまだたくさんあります。最近では牛を一頭買いしている焼肉店も多く、希少部位を食べられる機会が増えています。スーパーでもたくさんの種類の肉が販売されていて、ご家庭でも焼肉をさらに楽しめるようになりましたよね。

肉の部位の特徴を知り、実際に食べ、焼肉を思う存分楽しみスタミナをつけ、夏を元気に乗り越えましょう!

【参考文献】
・総務省統計局/なるほど統計学園/8月29日 焼き肉の日 ※閲覧日:2020年6月18日
(https://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0829.html)
・「知っておいしい肉事典」/株式会社藤屋監修/実業之日本社/2011年
・「食肉手帳」/エイ出版社/2014年

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