【極上の香り】秋の味覚「丹波松茸」の歴史に迫る!

【極上の香り】秋の味覚「丹波松茸」の歴史に迫る!

青々とした葉が、次第に黄色や赤色に変化しだす秋は、食欲の秋といわれるほど、様々な食材が旬を迎えます。その中でも、9月下旬から10月下旬が収穫時期の丹波松茸は、濃厚な香りと弾力に富んだ歯ごたえが特徴で、高級食材の1つとして知られています。今回、京都の松茸、丹波松茸の歴史や由来について紹介したいと思います。

2020年09月20日

伝承地区は?

南丹地域、中丹地域、丹後地域など

南丹地域の南丹市を始め、中丹地域の綾部市、福知山市や、船井郡京丹波町で、特に丹波松茸が盛んに生産されています。南丹地域は、京都市などの都市に近いために、他の仕事との兼業で農業をする方も多くなっています。 しかし、農家の高齢化や人口減少に伴う農村の過疎化が進む現在、農地を維持するために、担い手をどのように増やしていくかが大きな課題となっています。

丹波松茸の生産量は?

戦前の生産量は年間1200トン以上

京都府の松茸生産量は、戦前は年間1200トン以上あったのに対して、最近の生産量は5トン程度までに減少しています。

なぜ、生産量が減少してしまったのか?

一番の理由は、戦前と今では、生活のスタイルが変わったことによります。昔は、松の枝葉を燃料としていたため、マツ林は、松茸が好む乾燥したやせ地となり、松茸が発生しやすい環境にうまく循環できていました。 それに対して、高度経済成長期以降は、電気・石油・プロバン等を多く利用するようになり、マツ林は放置されて雑木や雑草が生い茂り、どんどんと松茸の発生しにくい環境となってしまったのです。 また、最近では松くい虫の被害により、大量のマツ枯れが起きたのも原因です。 【千葉県のご当地食材】明治から続く歴史と「落花生」の豆知識

継承の取り組みは?

府と生産者が一体となって松茸育成に

現在でも、松茸の人工栽培は開発されておらず、松茸の生産能力は、マツ林の環境整備にかかっています。 そのため、京都府では生産者と協力して、「採るマツタケからつくるマツタケ」を合い言葉に、松茸が発生しやすいマツ林にするための環境整備に励んでいます。 昭和53年から府内各地でマツタケ発生環境整備施業が開始され、これまでの30年間に21市町、約600箇所、550ヘクタールのマツ林を整備しました。具体的な方法としては、中層木の除伐や腐植土の除去など、「京都方式」と呼ばれ、丹波マツタケの増産と復興に努めています。 【9つの穴が珍しい?】もっちり食感が魅力!山口県のご当地野菜「岩国レンコン」

まとめ

丹波松茸は多くの人の努力によって継承されている

今回、秋の味覚の王様である、松茸、特に丹波松茸の歴史や由来などを紹介しました。お友達や家族と丹波松茸を食べる機会がある際には、今回紹介した歴史や由来なども会話に取り入れて、特産品の伝承を身近なところから始めてみてはいかがでしょうか。 【参考文献】 「丹波マツタケ」(京都府) https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/14100028.html (アクセス日:2020年7月31日) 「南丹地域 <中部>」(京都府) https://www.pref.kyoto.jp/affkids/tiiki-1-2.html (アクセス日:2020年7月31日) 「松茸ごはん 京都府 」(農林水産省) https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/matsutakegohan_kyoto.html (アクセス日:2020年7月31日)

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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