【健康的に楽しむ!】ファーストフードでの上手なメニューの選び方

【健康的に楽しむ!】ファーストフードでの上手なメニューの選び方

子どもから大人まで、幅広い世代に人気のファーストフード。様々なメニューを手軽に楽しめる点がうれしいポイントです。ただ、メニューの選び方によっては栄養のバランスが偏ったり、高カロリーとなってしまうことも…。そこで今回は、健康的にファーストフードを楽しむコツを管理栄養士がご紹介します。

2020年11月08日

ファーストフードはダイエットの敵…?

メニューを上手に選べばOK!

子どもから大人まで、たくさんの人に愛されているファーストフード。時間がない時でも、注文してすぐにパパっと食べられる点も魅力ですよね。 ただ、ファーストフードは高カロリーで栄養のバランスが悪いイメージを持たれがち。ダイエット中はファーストフードを食べることに何だか罪悪感を感じてしまう…という方も多いのではないでしょうか。しかし、ファーストフードも選び方次第でカロリ-を抑えつつ、栄養のバランスもしっかり整えることができるんです!

実践!ファーストフードのメニューの上手な楽しみ方とは

メインのバーガーはなるべくシンプルなものを!

メインのバーガーは、なるべくシンプルなメニューを選ぶのがカロリーを抑えるコツ。揚げ物が挟んであったり、マヨネーズがたっぷりのソースが使われているものは高カロリーになりますので避けましょう。これだけでも約200~300kcalのカットにつながります。 また、バーガー類はパンとおかずを片手でぱくっと手軽に食べられるため、つい食べる速度が速くなってしまいます。早食いしてしまうと、満腹感を感じにくく、食べすぎてしまうことも…。一口ずつゆっくりよく噛んで食べるようにすると、満足感UPにつながりますよ。

サイドメニューで野菜をプラス!

ファーストフードが高カロリーになりやすい原因の一つが、揚げ物のサイドメニュー。フライドポテトやチキンナゲットはファーストフードのサイドメニューの定番ですが、ここはサラダや野菜スープなど、野菜を補えるメニューを選ぶのが大切なポイント! 野菜のサイドメニューをチョイスすることで、カロリーが抑えられるだけでなく、バーガーだけでは不足しているビタミンや食物繊維をしっかり補い、バランスの良い食事に近づけることができますよ。 また、野菜から食べ始め、その後バーガーを食べるようにすると、血糖値の上昇が緩やかになり、体脂肪の蓄積を防ぐことにつながります。

飲み物は無糖のものを選んでカロリーオフ!

ファーストフードのセットドリンクは、甘いジュースや炭酸飲料は避け、ブラックコーヒーや無糖のお茶などを選びましょう。甘いジュースはMサイズ1杯でも100~200kcal程度のものが多く、意外と高カロリー。 しかし、無糖の飲み物を選べば0kcal!とても簡単にカロリーオフすることができますよ。コーヒーや紅茶は、砂糖は使わずに飲むのも大切なポイントです。 【成功率アップ!】ダイエット中に最適な飲み物4選

まとめ

上手な選び方で健康的にファーストフードを楽しもう!

いかがでしたか?ダイエット中は食べることに何となく罪悪感を抱いてしまいがちなファーストフードですが、メニューの組み合わせ次第でバランスよく楽しむことができますよ。ファーストフードでお食事をするときには、ぜひ今回ご紹介したメニューの選び方を思い出してくださいね。 【ダイエット食!】シチュエーション別「コンビニおでん」の選び方

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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