【1月17日は災害とボランティアの日】避難生活に対処する非常食の備蓄方法

【1月17日は災害とボランティアの日】避難生活に対処する非常食の備蓄方法

1月17日は災害とボランティアの日なのをご存知でしょうか。災害はいつどんな時に起こるか分かりません。また、避難生活はストレスなども溜まりやすく疲れやすいため、できるだけ栄養バランスの整った食事が必要です。今回、災害とボランティアの日にちなんで、いつ災害が起きても対処できるように、栄養バランスの整った非常食や使い方のポイントを紹介したいと思います。

記念日の由来は?

阪神・淡路大震災の日

平成7年(1995年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、毎年1月17日を「防災とボランティアの日」と設けられました。また、1月15日から21日までが「防災とボランティア週間」とされています。

この「防災とボランティア週間」は、災害時によるボランティアの活動や住民の自主的な防災活動に関する認識をさらに深めるとともに、災害への備えを強化させることを目的とされています。

非常食をいくつか紹介

ポイント1:アルファ化米

非常食の主食といえば、アルファ化米を想像される方も多いと思います。アルファ化米は、炊いたご飯を乾燥させたもので、保存期間は5年間のものが多いです。

ポイント2:乾パン

アルファ化米以外の非常食と言えば、乾パンは欠かせませんよね。乾パンは、小麦粉を主原料として練った生地を醗酵させ焼いたもので、糖類や脂肪が少ない食品です。
 
乾パンは堅いイメージがありますが、最近はビスケットのような食感のものがあります。しかし、乾パンを食べると、飲み物がほしくなるため、飲料を一緒に置いておくことがおすすめです。

ポイント3:水

水は私たちが生きるためには必要不可欠なので、備蓄用の食料とともに水も確保しましょう。備蓄用のものは保存期間が5年間のものが売られています。ポイントとしては、水を買いだめし、古いものから順番に使い、日ごろから必要な量を確保しておくことです。

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栄養バランスの取れた非常食を備蓄するポイントは?

ポイント1:日常の食材を利用しよう

そもそも私たちは保存期間の長い食材を豊富に使っています。例えば、お米、小麦粉、砂糖、塩、味噌、醤油、酒、海苔、乾物類、ジャム、はちみつ、缶詰、瓶詰など沢山あります。特に缶詰は、魚や肉類だけでなく、野菜など種類が豊富にあるため、主菜や副菜としても、利用できます。

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ポイント2:常に10日分程の食材を備蓄しよう

日常の食材を利用するためには、常に10日分程の食材を保つ習慣をつけましょう。消費すれば補充するように習慣をつければ、それほど負担に感じません。災害が起きて、電気などが修復するのに1週間はかかる場合が多いためです。

ポイント3:災害時は食材の使う順番に気を付けよう

災害が起こると電気が使えない場合が多いので、食材を使う順番は、冷蔵庫内の食材、常温食材、非常食の順番に使うように気を付けましょう。食材が腐りやすいものから使うことで、持っている食材を最大限に利用することができます。

日常から災害時の献立をイメージしよう

いつでも災害対応ができるように、食材の保存法にも気をつけましょう。つまり、電気がない状態でも主食、主菜、副菜が揃った食事ができる方法を考えることが大切です。

例えば、野菜は茹でて冷凍しておけば、災害時に自然解凍で食べることができます。そのほかには、チーズや納豆など調理しなくても良いものは常に常備しておくようにしましょう。

まとめ

日常の食材を利用して災害時でも栄養バランスを整えよう

今回は「災害とボランティア」の由来や、栄養バランスが偏らない非常食の備蓄方法を紹介しました。災害時は非常食のみに頼らずに、日ごろの食材も活用できるように習慣化してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
「1月17日 防災とボランティアの日」(総務省)
https://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0117.html
(アクセス日:11月27日)

「防災 Q&A」(内閣府)
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h24/68/question.html
(アクセス日:11月27日)

「非常食を食べる」(内閣府)
http://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h21/01/taberu.html
(アクセス日:11月27日)

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