【がんばっているのに…】やせにくい人が陥りやすい、ダイエットの勘違いとは?

【がんばっているのに…】やせにくい人が陥りやすい、ダイエットの勘違いとは?

何をしても、どんなに頑張ってもやせない!という方、痩せない理由は勘違いや思い込みにあるかもしれません。管理栄養士が「やせにくい人が陥りやすいダイエットの勘違い」をまとめました。意識をちょこっと変えれば悩みが解消する可能性大ですよ。ぜひお試しください。

2019年11月18日

タイプ1:食べていないのに痩せない

「○○を食べていないのに…」

・ご飯を食べていないのにやせない ・お菓子を食べていないのにやせない ・食事を抜いているのにやせない ・肉を食べていないのにやせない

悪循環のサイクルにハマっている?!

いかにも太りそうな特定のものを食べないダイエット。好きなものを我慢する場合は特別辛いものですよね。しかし、我慢をしているのにダイエット効果が思ったように出なかったり…。 そんな、あなたは太りそうなものを止めた分、カロリーの少ないもので補い、カロリーが少ないからと安心して過食しがちになっていませんか? また、満腹感を感じられず、いつも食べ物のことを考えてしまうというと痩せないサイクルに入ってしまいます。 「○○だけダイエット」の落とし穴!自分に合った正しいダイエットに挑戦しよう!

解決法は…

大切なことは「栄養のバランスは変えずに、カロリーを減らすこと」 特定のものを食べないということでなく、今まで食べていたものを少しずつ少なくしていくことでバランスを崩すことなく、摂取エネルギーを減らすことができます。 今日からでもできるのでおすすめです!

タイプ2:ダイエットにイイというものを食べているのに痩せない

「ダイエットにイイ食べ物は欠かさないのに…」

・スーパーフードを食べているのにやせない ・脂肪の吸収を抑えるサプリや、トクホを飲んでいるのにやせない ・野菜ばかり食べているのにやせない

代謝がうまくいっていない?!

ビタミンやミネラル、リッチなスーパーフードや野菜、サプリメントを十分に摂っているのに痩せない。しかも主食の炭水化物や油の多い揚げ物を制限してカロリーも抑えているのに!ということを思い当たりませんか?一見とても栄養のバランスもいいように見えます。しかしココが頑張るダイエッターが陥りやすいやせないポイント。 ダイエットにイイといわれる成分を沢山摂った場合は、同じ成分ばかりが集まってしまい、新陳代謝がスムースに行われずかえってやせにくくなってしまいます。

解決法は…

主食、主菜、副菜を揃えて、できれば毎日同じメニューにならないよう、色々な種類のものを食べることをおすすめします。 目安としては、3日で食材の数を合計30品目目指すことで偏りをなくすことができますよ。 【カロリー計算なしでOK】手を使ってやせる!「手ばかり」ダイエットのやり方

タイプ3:運動をしているのに痩せない

「運動を毎日しているのに…」

・ウォーキングやジョギングをしているのにやせない ・毎日一万歩以上を歩いているのにやせない ・筋トレをしているのにやせない

運動したからといって安心していない?!

例えば、ショートケーキを1つ食べたぶん、ウォーキングで消費しようとすると、3時間以上歩かなくてはなりません!すると運動をした分、またお腹が空いて食べることに。 運動によって消費されるエネルギーだけで痩せることは、なかなか難しいのです。

解決法は…

といっても、運動を継続的にすることで、血行が良くなる・基礎代謝が上がる・食べ物のことばかり考えなくなる…など、やせやすい体になることは本当です。 「運動」と「バランスの良い食事」をゆっくり噛んで腹八分の生活スタイルを続けることが、リバウンドせず痩せることにつながります。 また、特別に運動をしなくても今までよりも歩く時は速足で歩幅を大きくする、姿勢を良くする、できるだけ活動的に動くと心がけ、実行することで、活動量を今までより高めることができて、やせやすくなります。 【1日5分で座りながらダイエット!】ポッコリお腹に効く「腹筋トレーニング」3選

リバウンドしない、本当のダイエットとは

リバウンドしないダイエットというのは、一時的なダイエットではなく、【これからもずっと続けていけるバランスの良い食生活】と【よく噛んで食べ過ぎない食習慣】が重要です。 普段気を付けていれば、たまの過食や外食もOK。神経質になり過ぎず余裕をもって楽しむことも大切です。 ヒトのカラダは自分が食べたものだけで作られています。一生続けられる、気持ちの良い食生活が、健康で代謝の良い体をつくります。カラダに余分なものをため込まない、美味しく心地よい食生活スタイルを、見つけ出してくださいね。

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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