ロングスローディスタンスについてご存知でしょうか?普段からランニングをしている方はご存知かもしれませんが、あまり馴染みのない言葉ですね。実は、ロングスローディスタンスにはランニングを楽しくする秘訣があると言っても過言ではありません。今回はロングスローディスタンスについてご紹介します。
ロングスローディスタンスとは
「Long Slow Distans(ロングスローディスタンス)」は略して「LSD」と呼ばれています。ランニングにおいてロングスローディスタンスは、「長い距離をゆっくりと走るトレーニング」を心がけます。歩くより早く、息が上がり過ぎず笑顔をキープできる程度のペースでゆっくり長く走ります。感覚としては、隣の人と楽しく会話ができる程度だと覚えておくと良いかもしれません。
ロングスローディスタンスの効果
効率よく脂肪が燃える!
ゆっくりと長い距離を走るロングスローディスタンスでも、継続することができれば十分な消費カロリーが期待できます。運動の際は「糖質」と「脂質」がエネルギーとして使われますよね。最初は糖質がエネルギーとして利用され、その後に脂質が利用されると言います。ロングスローディスタンスは「長い距離をゆっくりと走るトレーニング」ですから、脂肪の燃焼を効果的に行うことができるトレーニング法と言えますね。さらに、ロングスローディスタンスは心肺機能が活発になり強化されるので、全身に多くの酸素が運ばれ、疲労感の軽減・回復や効率的な脂肪燃焼へと繋がります。
ダイエット効果だけではない!
ロングスローディスタンスを行うことで、血行の改善、新陳代謝促進、持久力や筋力アップに期待できます。血行の改善からは、冷え性や肩こりの改善に繋がります。また、新陳代謝が促進されることにより、老廃物の排出が活発になるので美肌効果にも期待ができますよね。
ロングスローディスタンスの方法
ロングスローディスタンスの方法は、とにかくゆっくりと長い距離を走ることが重要となります。歩くペースより早く、息が上がり過ぎないことを意識しましょう。笑顔でおしゃべりができるようなペースを心がけるといいでしょう。また、1日20~30分程度を目安に無理のない範囲で行っていきましょう。
継続するコツ
いくらゆっくり走るからと言って、いきなり無理な目標を立てて長距離を走ったりすることは避けましょう。無理をすると怪我やモチベーションが下がる原因にもなりかねません。自分のできる範囲で、行いましょう。また、仲間を作って一緒に走ったりすると、楽しみながらトレーニングができるのでおすすめですよ。
まとめ
ロングスローディスタンスは、初心者やある程度走れるようになった中上級者にとっても良い効果のあるトレーニング方法です。タイムばかりに気をとらわれるのではなく、時には周りの景色を楽しみながらゆっくりと走る時間を取ってみるとリラックスできるでしょう。ランニングは楽しんで継続できることが大切です。ぜひロングスローディスタンスを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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