【7月25日は土用の丑の日!】管理栄養士直伝!今さら聞けない「うなぎ」の栄養とは?

【7月25日は土用の丑の日!】管理栄養士直伝!今さら聞けない「うなぎ」の栄養とは?

暑い夏が近づくと、うなぎが食べたくなりますね。うなぎには夏を元気に乗り切るために役立つ栄養素がたっぷりと含まれているのです!今回は【うなぎの栄養】について管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください♪

うなぎの栄養とは?

うなぎは良質のたんぱく質、脂質、ビタミン類やミネラル類も豊富で栄養価が高い食材です。一般的には蒲焼きとして、よく食べられますね。蒲焼きは、うな丼や押し寿司などとして食べたり、名古屋ではひつまぶしが有名です。その他にも蒲焼きを小さく切って雑炊やお茶漬けに入れても美味しいですね。

蒲焼の作り方

蒲焼きの調理の方法は、一度焼いた後に濃い味のタレをつけてもう一度焼きます。二度焼きするぶん適度に脂質が抜けることでクセが取れて美味しく食べられると言います。また、タレをつけずに一度だけ焼いた白焼きというものもあり、わさび醤油で食べることが多いです。蒲焼きは二度焼きして適度に脂が抜けているので、白焼きと比べるとカロリーが低いですが、濃い味のタレが付いているので塩分は高くなります。

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キレイな肌を作る?

うなぎにはビタミン類が豊富で、特にビタミンAが多いのが特徴です。ビタミンAには動物性食品に含まれているレチノールと、植物性食品に含まれ体内でビタミンAに変わるβ-カロテンなどがあります。うなぎには、β-カロテンよりも体内での利用効率が良いですレチノールが豊富です。夏は強い日差しなどが原因で肌トラブルに悩むことがないでしょうか?そんな時にうなぎに豊富に含まれるビタミンAが役立ちます。ビタミンAは皮膚や目、口、内臓などの粘膜を健康に保つ働きがあると言われています。さらに、強い抗酸化力もあるので、アンチエイジング効果や免疫力を高めて健康維持に役立つとされています。

栄養素の分解効率を高める?

うなぎにはビタミンAのほかにも脂質やたんぱく質の代謝に働くビタミンB2が豊富に含みます。ビタミンB2が脂質やたんぱく質の分解を促進させて、食事から得られた栄養を効率よくエネルギーに変えるので、体力増強が期待できます。

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うなぎの脂がすごい?

うなぎはDHAとEPAが豊富に含まれる食材です。DHAとEPAは脂質を構成する脂肪酸のひとつ。脂肪酸の中でも、肉類の脂肪やバターなどに含まれている飽和脂肪酸と青魚などの魚介類やオリーブオイルに含まれている不飽和脂肪酸があります。DHAやEPAは不飽和脂肪酸の一種であり、体内でで合成できないため「必須脂肪酸」と呼ばれています。そのため、食べ物から摂取する必要があるので日頃から意識して取り入れることが必要です。

ダイエット効果も抜群?

DHAとEPAは血液をサラサラにする効果や、余分なコレステロールや中性脂肪を減らしてくれる効果があり、生活習慣病の予防効果が期待されています。さらに、脳の働きを高めて記憶力や集中力アップにも効果的と言われています。

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おすすめレシピ

うなぎを選ぶときのポイント

蒲焼きや白焼きなど加工済みのうなぎを買うときは身がふっくらしていて厚みがあるものを選ぶといいですよ。うなぎは栄養価が高い食材なので、夏バテなどで体力が落ちているときに摂取することで体力増強や疲労回復が期待されています。うなぎは土用の丑の日に食べるという習わしがありますね。ぜひ、土用の丑の日にこのような献立で食べてみてはいかがでしょうか?

うなぎで元気いっぱい献立♪

<丼もの>うなぎとナスのかば焼き丼
<副菜>ゴーヤとみょうがの甘酢おかか和え
<デザート>旬のモモ
うなぎだけでは補いきれない栄養素もあるので、副菜やデザートなどをプラスしてみましょう!

▶「うなぎで元気いっぱい献立♪」レシピはこちら

まとめ

いかがでしたか?夏は暑さで体力を消耗しがちです。バランスの良い食事を摂らないと夏バテしたり、肌トラブルにも悩むことになるかもしれません。今では調理済みの蒲焼きも多く売られていますので、これらを利用してみてはいかがでしょうか?栄養価が抜群なうなぎを食べて元気に夏を過ごしましょう♪

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