【疲れに・イライラに】ストレスを軽減する食べ物3選

【疲れに・イライラに】ストレスを軽減する食べ物3選

ストレスは日頃からどんどん溜まっていくもの。ストレスを解消するためには、実は毎日食べている食品がストレス解消の手助けになる場合があります。そこで今回は、神経伝達物質の材料となるたんぱく質や、疲労回復を助けるビタミンB群、免疫力を高めるビタミンAやビタミンCなどが含まれる食品に注目して、管理栄養士がおススメする「ストレス解消に効果が期待できる食品」をご紹介します!

そもそも、ストレスって何?

ストレスとは、外部から受けた刺激によって自分のココロやカラダに負荷がかかり、歪んだ(緊張した)状態のことを言います。このストレスを発散させる方法の一つに「ドカ食い(暴飲暴食)」があります。
しかし、ドカ食い後には食べ過ぎてしまった罪悪感や太る恐怖から、吐いてしまったり下剤などに頼る可能性があるのでとても危険です。

自分のストレスに気づいたときは、「十分に休息を取る」「気分転換をする」「深呼吸をしてリラックスする」「運動をして発散させる」など、早めのセルフケアを心がけましょう。

ストレスを和らげる栄養素って?

たんぱく質

たんぱく質が筋肉や脳、臓器などのカラダを作る材料であることはご存知かと思います。実はほかにも、ストレスに対抗するのに必要なホルモンや神経伝達物質等の材料にもなっているのです。
また、たんぱく質に含まれるアミノ酸には、うつ症状に有効であることが明らかとなっているそうです。

その他、たんぱく質の摂取は神経の働きをよくし、精神的な安定にも繋がると言われるうえに、免疫機能の向上や疲労回復にも効果を期待できます。

ビタミンB群

ビタミンB群は「疲労回復のビタミン」と言われているほど、疲れている時に必要不可欠なビタミンです。

■ビタミンB1
糖質の代謝を促す働きがあります。そのためビタミンB1の不足は、エネルギー不足に繋がるので疲れが生じやすくなってしまいます。

■ビタミンB2
脂質の代謝を促進する働きがあります。ビタミンB2の不足は、ビタミンB1と同様に疲れや倦怠感を招く恐れがあります。

■ビタミンB6
たんぱく質の代謝を促す働きがあります。また、中枢神経の働きを安定させる作用があるため、イライラや不安などを和らげる効果を期待できます。

ビタミンC

ビタミンCは美容効果のイメージが強いですよね。しかし、美肌を作る以外にもストレスには欠かせない栄養素でもあります。ストレスを感じると、ストレスに対抗するために副腎という臓器からホルモンが分泌されます。このホルモンを作り出す材料となるのがビタミンCなので、ストレスを感じたときはビタミンCが大量に消費してしまうのです。

カルシウム・マグネシウム

神経の興奮を落ち着かせる働きがあるので、イライラする気持ちを落ち着かせてくれる効果があると言われています。しかし、カルシウムはストレスを受けることによって吸収率が下がるので、不足しがちになってしまうのです。

ビタミンA

ストレス反応の1つに、免疫力の低下があります。ビタミンAが不足すると、粘膜や皮膚が乾燥し、細菌やウイルスへの抵抗力が弱まり、感染症に繋がる場合があります。

ストレス解消を助ける食材5選

1:豆腐や納豆などの「大豆製品」

納豆は大体3パック入りで100円前後とお手頃価格ですよね。納豆の原料である大豆には、良質なたんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などが豊富に含まれています。
さらには、納豆やみそなどは発酵食品であるため、ホルモン分泌に関わる腸を元気にして、ストレスに負けない体作りを手助けしてくれると言います。

2:バナナ

バナナは老若男女問わず大人気の果物ではないでしょうか。腹持ちが良く、素早いエネルギー補給としても活躍する栄養満点なイメージが強くありますよね。その中でも注目したいのが、トリプトファンと呼ばれる必須アミノ酸が含まれていることです。
トリプトファンは体内で「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンというホルモンを作り出します。このホルモンは、精神を安定させる効果が期待されており、ストレス緩和には有効です。

3:ヨーグルトや牛乳などの「乳製品」

ヨーグルトや牛乳、チーズなどの乳製品は、手軽に食べられることからダイエット中の間食などでも大活躍している食品ですよね。カルシウムが豊富に含まれているため、イライラ防止に役立つのはもちろん、先ほどご紹介した幸せホルモンを作りだすトリプトファンも含むため、ストレス対策には効果的です!
牛乳やヨーグルト、チーズは様々な料理で相性が良いので、取り入れやすいのも魅力的ですよね。

まとめ

ストレスを感じると、ドカ食い、過食をしてしまう方がいるかもしれません。特にストレスによる過食は、甘いものや脂っこいものに偏ることが多くありませんか?しかし甘いものや脂っこいものは、残念ながら、ストレス緩和には役立たないと言われています。
もちろん、少量、適量であれば、好きな食べ物はストレスの緩和に繋がると言いますが、食べ過ぎてしまえば太る原因となります。ドカ食いをしそうになったら、ストレス反応に効果的だと言われる食品を意識して取り入れてみましょう。

日頃から食べている食品を見直して、ストレスに強い身体を作っていきましょう!

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