【旬の野菜】管理栄養士が教える「グリーンピース」が体に良い理由

【旬の野菜】管理栄養士が教える「グリーンピース」が体に良い理由

グリーンピースが旬の季節になりました。青い香りと色鮮やかな緑色が特徴なグリーンピースのゆで方と、グリーンピースとご飯の組み合わせが体に良い理由を管理栄養士が解説します。

これだけでOK!グリーンピースをゆでるコツ

グリーンピースをゆでると、しわしわになったり、色が褪せてしまったり。そんなご経験はありませんか?グリーピースは他の青菜と違って、ゆでた後ザルにあけたり、水で冷やしたりするとしわしわになってしまいます。大切なことはたった一つ、沸騰してグリーンピースの色が変わったらすぐに火からおろし、お湯が冷めるまでお鍋に入れたままそのまま待つことです。

つやつやに仕上がるゆで方の簡単レシピは?

簡単にできて美味しく美しく仕上がるレシピをご紹介します。

1.グリーンピースはさやから取り出す。25さや位でグリーンピース1カップほどになります。
2.お鍋に剥いたさやとグリーンピースを入れ、グリーンピースがひたひたになるくらいお水を加える。
3.中火にかけ、沸騰して緑色が鮮やかになったら火を止める。沸騰後約40秒~1分30秒が目安です。
4.お湯が冷めるまでそのままにしておく。
5.お湯が冷めたらザルにあける。水をかけない。

ズバリ!ここがポイント

1.グリーンピースの味を深めるために、さやも捨てずに一緒にゆでましょう。
2.グリーンピースは色が変わったらすぐ火を止める。豆がかためでも余熱で熱が通ります。
3.火を止めたらお湯が冷めるまでそのままにする。ザルにあけたり水で冷やすとしわしわの原因になります。
4.ザルにあけてからも水で洗わないこと。水をかけてしまうと塩味が抜けてしまいます。

グリーンピースご飯の作り方

新鮮なグリーンピースのおいしさを味わうにはグリーンピースご飯がおすすめです。
ご飯を普通に炊いてつやつやに茹でたグリーンピースを混ぜるだけ!
またグリーンピースをゆでた時のゆで汁を炊飯に使うと、ご飯にもちょうどよい塩分が加わりグリーンピースの風味が更に豊かになります。

グリーンピースとご飯の組み合わせが健康によい3つの理由

ビタミンB1

ゆでグリーンピース1カップ(約120g)にはビタミンB1が0.34mg含まれています。
ゆで大豆1カップ(135g)のビタミンB1は0.22mg。ビタミンB1が多く含まれている食材の大豆よりも多いことが分かります。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。糖質の摂取量が多いときにはビタミンB1の摂取量を増やすとスムースにエネルギーに変えることができます。
ビタミンB1が不足するとエネルギーを作ることができなくなり、エネルギーになれなかった糖質は疲労物質として体内に残り、疲労を感じることになります。

食物繊維

グリーンピースに食物繊維も含まれています。食物繊維には、一緒に食べた糖質の消化・吸収を緩やかにする働きがあるため、腹持ちが良く、血糖値の急激な上昇も抑えます。

咀嚼

ご飯に違う食感のグリーンピースが加わることで咀嚼を増やします。咀嚼が増えることで満腹感を早く感じることができ、食べ過ぎを防ぎます。

グリーンピースご飯を使ったアレンジレシピ

お花見やアウトドアにもおすすめ

オイルおにぎりにするとご飯がパサパサにならずグリーンピースの色合いも鮮やかに残ります。

▶「グリーンピースのオイルおにぎり」レシピはこちら
さや付きのグリーンピースを見かけたら是非、グリーンピースをつやつやに茹で、食卓に季節の香りと彩りを添えてみてはいかがでしょう。

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