【ダイエット=食べること】バランスよく食事を摂った方がいい理由って?
ダイエットを始めようと思いついたときに、食事だけで取り組みますか?極端な食事制限ダイエットをすると、実は太りやすい身体になってしまうことも。必要な食事はしっかり摂り、運動を組み合わせることで筋肉を減らすことなく、効率的に体重を落とすことができます。この春から「極端な食事だけ」ダイエットを卒業してみませんか?
2019年05月18日
ダイエットとは「食べること」
ダイエット=食事制限?
ダイエットと聞くと「食事制限」を思い浮かべることが多いですよね。一般的にダイエットという言葉は「減量」の意味で使われることが多いですが、dietの本当の意味は「食習慣、食生活」です。「healthy diet」であれば「健康的な食生活」、「unhealthy diet」であれば「不健康的な食生活」となります。
カロリーコントロールも大切だけど…
もちろん、ダイエットをする上ではカロリーコントロールも重要ですが、バランスよく食べることも大切です。カロリーだけに注目したダイエットをしていると、バランスが崩れ、エネルギー代謝が落ちてしまうことも。食べたものを効率よくエネルギーにかえるためには、バランスを意識することが欠かせません。
極端な食事だけのダイエットはご注意を
ダイエットを繰り返していると、徐々に体重が減りにくくなることがあります。食事だけのダイエットを行っていると、脂肪と一緒に筋肉量が減っていくことが多くあります。ダイエットをやめて、以前の体重に戻ったときには、以前より筋肉量が減っており、基礎代謝が落ち、何もしていないときのエネルギー消費量が落ちてしまっているのです。 この状態を繰り返していると、どんどんやせにくい身体を作ってしまいます。
運動が大事だとわかっているけど…
運動と食事のバランスが大切
運動することや、日常の中で活動量を増やすことが大事なのは分かっていても、運動が嫌いだったり、運動することや日常の中で活動量を増やすことが億劫だったり、その元気がないときだったりもありますよね。 だからこそ、しっかりバランスよく食べることは、運動をする元気や日常の中で活動量を増やすエネルギーになります。運動や日常の活動量を増やすために、「食べること」から始めてみませんか。
食べすぎ?食べなさすぎ?
まずはBMIをチェック
しっかりバランスよく食べるには、自分の食事バランスが崩れて食べすぎているのか、食べる量が少なくて省エネモードの身体になっているのかを確認する必要があります。 20歳の頃より体重が増えている場合やBMI(体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m))が25を超えている場合は前者に該当することが多いといえます。この場合は、1日3食を規則正しい時間に食べ、主食・主菜・副菜のバランスを整えることから始めてみましょう。
食事の基礎を整えましょう
上記に該当はせず、なんとなくやる気がでないとか、なんとなく体調が優れないという場合は、後者の可能性があります。この場合は、いきなり量を増やして食べると体重が増える可能性があるため、徐々に食事量を増やしていくことが大切です。 基本の主食・主菜・副菜を揃えて食べることから始め、徐々に食べる量を適量に近づけていきます。 食事の適量については:「【カロリー計算なし】話題の「手ばかり」ダイエットとは?」
まとめ
脱「極端な食事だけ」ダイエット!
動いて活動量を増やしたくても、動くためのエネルギーが不足すると、活動量を増やすことはできません。しっかりバランスよく食べて、体調を整えて、自然にアクティブに動ける身体を作ってみませんか。
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。