【忙しい人の強い味方】野菜ジュースをダイエットに活用する方法

【忙しい人の強い味方】野菜ジュースをダイエットに活用する方法

1日の野菜摂取量の目標量は350gです。しかし、忙しい現代人にとって、350gの野菜を毎日摂るのはなかなか難しいですよね。そこで活用したいのが野菜ジュースです!今回は、野菜ジュースの栄養効果や注意点、上手な選び方などについて管理栄養士が解説いたします!

2019年08月19日

野菜ジュースの栄養効果とは?

野菜の栄養を手軽に補う事が出来る

野菜ジュースにはビタミン、ミネラル、食物繊維など、野菜に多く含まれる栄養が含まれています。野菜ジュースは調理などの手間も要らず、サッと栄養補給する事が出来る飲み物です。あまり食欲がない時や外食が多く野菜を摂るのが難しい時などに、野菜ジュースを活用してみましょう。 ▶【素朴な疑問】野菜ジュースは本当に野菜を食べるのと同じ栄養が摂れるの?

野菜ジュースで手軽にベジファースト

「べジファースト」という食べ方をご存知でしょうか。べジファーストとは、食事の際に野菜から先に食べるという食べ方で、野菜の食物繊維をあらかじめ摂っておく事で血糖値の上昇が緩やかになり、体脂肪合成を促すホルモンの分泌が抑えられることでダイエット効果が期待できます。野菜の代わりに野菜ジュースでもベジファーストの効果が得られると言われているので、食事の最初に飲むようにすると良いですね。

野菜ジュースの注意点

野菜の「代わり」ではなく「補助」として活用する

加熱によって吸収率が高まるリコピンなどの栄養素もありますが、ビタミンCなどの様々な栄養素は製造段階の加熱処理によって減少してしまいます。さらに、飲みやすくするために製造段階で食物繊維もかなり取り除かれます。 そのため「野菜350g使用」と記載されている野菜ジュースでも、350gの野菜と同量の栄養を摂れるわけではありません。野菜ジュースはあくまでも、野菜そのものを摂る事が出来ない場合の補助として活用すると良いですね。 ▶【ダイエットにも◎】食物繊維の豊富な野菜レシピ!

歯ごたえのある食材を取り入れて噛む事を意識してみましょう

野菜ジュースは野菜そのものと異なり歯ごたえがなく、噛む回数が少なくなってしまいます。噛む回数が増えると脳の満腹中枢が刺激され少ない食事量でも満足感を感じやすくなったり、よく噛んで食事を摂った後は代謝が良くなるなど、ダイエットにとって良い効果が期待できます。 また、野菜ジュースを飲むときにも噛むようにゆっくりと飲むと満足感を感じやすくなりますし、唾液中の消化酵素と混ざる事で栄養の消化・吸収が促されるとも言われていますよ。

野菜ジュースの選び方

「野菜汁100%」のものを!

市販の野菜ジュースには様々なものがありますので、どれを飲んでいいのか迷ってしまいますね。ダイエット中は砂糖や果汁が入っていないものを選択すると糖質の摂り過ぎを抑えられるのでオススメです。 「野菜汁100%」とパッケージに記載されているものを選択してみましょう。 ▶【ベジファースト】管理栄養士がダイエット中の野菜ジュースの活用法を解説♪

まとめ

野菜ジュースを上手に活用しましょう!

いかがでしたか? 野菜ジュースは手軽にビタミン、ミネラルを補う事の出来る便利なお飲み物です。できるだけ野菜そのものを摂る事を意識しつつ、どうしても野菜を摂るのが難しい場合には野菜の栄養を補う補助として野菜ジュースを上手に活用してみて下さいね。

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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