【選び方が重要】コンビニ食をダイエットに活用する方法
「ダイエットをしているけれども食事の準備が大変で、コンビニで済ませたいな…」ってことありますよね。コンビニの食事は、カロリーが高くてダイエットには向かないと思っている人も多くいますが、最近のコンビニは健康に配慮した商品など、多様なニーズに対応した商品が販売されています。今回は、ダイエット中でもコンビニでご飯を買いたいと思っている方へ、選び方のポイントをお伝えします!
2020年02月06日
選ぶときのチェックポイント3つ
①500〜600kcalを目安に選ぶ
コンビニの商品は嬉しいことに、ほとんどの商品に栄養成分の表示があり、その商品のカロリーを把握することが出来ます。購入する際はカロリー表示を見て、女性なら500〜600kcal、男性なら600~700kcalを目安に選びましょう。
②たんぱく質が不足していないかチェック
たんぱく質が不足することで体の筋肉量が減ってしまい代謝が落ち、かえって太りやすい体を作ってしまいます。ゆで卵や豆腐、サラダチキン、焼鳥、ちくわ、魚の缶詰、豆乳、牛乳、ヨーグルトなど手軽にたんぱく質を補えるものを活用しましょう。
③野菜が不足していないかチェック
パスタやそば、ラーメン、丼ものなどのお弁当は野菜が足りない商品が多いです。野菜には代謝を上げるビタミンB群や、血糖値の急上昇を防ぎ体への脂肪の吸収を防いでくれる食物繊維を含んでいるため、野菜は不足しないように心がけたい食品です。 野菜を摂るというとサラダをイメージする方が多いのですが、サラダ以外にも最近では野菜を使ったお惣菜や、具沢山の味噌汁やスープが販売されていますので、野菜が不足している時にはこれらも活用しましょう。
おすすめのコンビニチョイス例
おにぎり2個+ゆで卵+野菜の惣菜
おにぎりだけではカロリーは目安内に収まっても、たんぱく質と野菜が不足してしまいます。たんぱく質の摂れる商品としてゆで卵や卵焼き、野菜がとれる商品としてお浸しや胡麻和え、切り干し大根などを追加すると良いでしょう。 また、おにぎりを選ぶ際は、食物繊維の摂れるもち麦や大麦などを使用した商品や、たんぱく質のとれる鮭、おかか、納豆巻きを選ぶのがおすすめです。
サンドイッチ+具沢山スープ+ヨーグルト
サンドイッチは選び方によってはたんぱく質と野菜が摂れるため、惣菜パンや菓子パンを選ぶよりはおすすめです。しかし、サンドイッチだけではたんぱく質と野菜が十分とは言えませんので、野菜の入った具沢山スープ、たんぱく質の摂れるヨーグルトを追加すると良いでしょう。 サンドイッチを選ぶ際はマヨネーズをたっぷり使っているものや、カツやコロッケなど揚げ物をサンドしているものはカロリーが高いため、ハムレタスサンドやミックスサンドなどがおすすめです。 【実は栄養バランス食品?】サンドイッチをダイエットの味方にする方法
幕の内弁当+野菜100%ジュース
幕の内弁当はおかずが数種類入っており、商品によっては600kcal程のものがあるため、お弁当の中ではおすすめの商品です。しかし、おかずが数種類入っているものの野菜は不足しています。お腹に余裕があれば、サラダや惣菜、豚汁を追加しても良いのですが、少食の方や女性の場合は野菜ジュースをつけると良いでしょう。 野菜ジュースを選ぶ際は、果汁が添加されていない野菜100%の商品を選びましょう。また、幕の内弁当のカロリーが600kcal以上の場合は白米を少し残すと良いでしょう。白米1口の目安は約20kcalです。
番外編〜おかずだけを購入する〜
節約も兼ねてご飯だけ自炊する
バランス良く購入しようとすると、気になるのが食費です。弁当だけ、おにぎりだけなどの時に比べるとやはり高くついてしまいます。食費が気になる方は、主食のご飯だけは自分で炊いて、おかずのみを購入するという方法がおすすめです。 例えば、ご自身で炊飯したご飯に魚の缶詰またはレトルトハンバーグに具沢山のスープといった組み合わせをすることで、バランスを整えつつも食費を節約することが出来ます。最近ではおかずのみの商品を多く販売しているコンビニもありますので、上手く活用しましょう。
まとめ
コンビニ食でもダイエットは出来る!
最近のコンビニでは健康に配慮した商品が数多く販売されていますので、選び方次第ではダイエット中でも安心して活用できます。また、カロリーを気にすることはダイエット中には大切ですが、1日でもカロリーオーバーしてはいけないというわけではありません。 バランスよく選びつつも、たまには自分の好きなものをご褒美に楽しんで、気分転換などストレスを溜めないようなダイエットを目指しましょう! 【スムージーの選び方】コンビニで買うときのポイントと飲むときの注意点
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著者
河村 桃子(管理栄養士)
管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。