【東京のご当地果物】稲城市の「梨」はシャキシャキ食感とジューシーさが魅力!

【東京のご当地果物】稲城市の「梨」はシャキシャキ食感とジューシーさが魅力!

東京都の多摩地域南部に位置する稲城市の特産品といえば「梨」。シャキッとした食感とジューシーで甘い果汁が特徴の稲城の梨は、贈答用としても人気で、全国にも宅配されています。今回は、そんな稲城の梨について詳しくご紹介いたします。

2020年08月21日

梨が名産!稲城市ってどんなところ?

多摩地域南部に位置する市

東京都の多摩地域南部に位置する稲城市。人口は約9万人ほどの市です。市内北部には多摩川が流れています。市の南部には多摩丘陵があり、里山の風景も残る自然豊かでのどかな街並みが特徴です。稲城市には「稲城なしのすけ」という梨をモチーフにしたイメージキャラクターも存在し、市を挙げて梨を大きくPRしています。 【山梨県のご当地果物】大きくて甘みたっぷり!「貴陽」の魅力

市内のあちこちに梨の農園や直売所が!

稲城市は東京都下最大の梨の生産地で、市内のあちこちに梨の農園や直売所があります。梨のシーズンになると、市外からも多くの人が稲城の梨を求めて集まります。また、市内では梨を使ったスイーツなども販売されているそうです。 約300年前、長沼村の代官、増岡平右衛門と川島佐治右衛門が、山城国(現在の京都府東南部)から「淡雪」という品種の梨の苗を持ち帰ったことが、稲城の梨栽培の始まりといわれています。その後、明治時代の中期には本格的な商業栽培が定着しました。 以前は、稲城を含む多摩川一帯で栽培されている梨が「多摩川梨」として販売していました。しかし、他の市との差別化を図るため、平成18年に地域ブランドとして「稲城の梨」が特許庁に認定されました。

稲城の梨ってどんな梨?

稲城発祥の梨が大人気!

稲城市では20種類ほどの梨が生産されています。現在、梨の生産量は年間1,000トンを超えており、「稲城・新高・豊水・幸水」の4品種が、全体の生産量の90%を占めています。 市の名前をとって「稲城」と名づけられた梨は、稲城発祥の梨の品種です。実がとても大きく、甘さとみずみずしさが特徴で、特に人気の高い品種として知られています。 【滋賀県のご当地果物】甘くてジューシー!比良すいかの魅力を大解剖

まとめ

稲城のおいしい梨、ぜひ一度は食べてみて

いかがでしたか?東京都稲城市の特産品である「稲城の梨」は、シャキシャキの食感と、果汁たっぷりのジューシーさが魅力。ぜひ、機会があったら稲城のおいしい梨を味わってみてくださいね。 【参考】 ・稲城市/稲城市の特産品「梨」 https://www.city.inagi.tokyo.jp/smph/kanko/kanko_tokusyoku/tokusan/NASHI.html 閲覧日:2020.7.29 ・稲城の梨 生産組合公式Webサイト/稲城の梨について/稲城の梨品種について http://inagi-nashi.tokyo/cultivar 閲覧日:2020.7.29

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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