【和歌山県のご当地食材】紀州勝浦産の「天然まぐろ」が美味しい理由とは?

【和歌山県のご当地食材】紀州勝浦産の「天然まぐろ」が美味しい理由とは?

刺身のネタと言えば、まぐろは欠かせませんよね。和歌山県で獲れるまぐろは4種類あり、種類により味が違うと言われています。今回は、天然まぐろの漁獲地、和歌山県の紀州勝浦産生まぐろについて、紹介したいと思います。

まぐろが和歌山県のご当地食材になった経緯は?

太平洋の荒波に育まれた基地

2019年には12,712トンのまぐろの水揚げ量を誇る和歌山県ですが、その中でも有名な漁港場が、那智勝浦町の勝浦漁港。本州最南端の和歌山県の南東部に位置した天然の好漁港です。黒潮本流や分岐流によって沿岸部に好漁場をひかえているため、昔から沿岸まぐろ類の集積地として栄えてきました。

漁業者の長年の努力と研究による結果

太平洋の荒波に育まれた天然まぐろは、まぐろ延縄漁(はえなわりょう)により漁獲されています。 釣り上げたまぐろは、船内で一本ずつ丁寧に活け締め処理し、凍らせないように冷水保存(氷温)をしています。その結果、漁獲された直後の新鮮な味わいと食感、美しい色味を損なわずに、まぐろを楽しむことができます。特に極上のものを「紀州勝浦産生まぐろ」として売り出しています。

和歌山県のまぐろの旬は?

冬場が一番おいしい

くろまぐろ、めばちまぐろ、きはだまぐろ、びんながまぐろの4種類が勝浦市場で水揚げされています。くろまぐろ以外は一年中流通されていますが、どの種類も冬場の方が、脂がのり美味しいと言われています。

大型のくろまぐろは最高級品として扱われ、旬が2月から4月となります。また、熟成することで旨みが増すのが特徴です。

めばちまぐろは、目が大きくばっちりとしていることが名前の由来で、あざやかな赤色と甘みが特徴です。

きはだまぐろは、肌が黄色いことが名前の由来で、淡い赤色で味はあっさりとしています。

びんながまぐろは、胸ビレが長いことが名前の由来で、色は薄く、身は柔らかめで味はあっさりしています。

【福井県のご当地食材】若狭ふぐは寒い環境で育つから旨味が強い!

和歌山県のまぐろを使った美味しい食べ方

刺身!

鮮度の良さが売りの和歌山県のまぐろは、やはり刺身が一番!

また、一般的に缶詰などの加工品向きが多い「びんながまぐろ」ですが、勝浦では鮮度の良い状態で水揚げされているため、刺身やまぐろ丼としても食されています。 特に旬である2月から3月のものは、モチモチした食感と適度に脂がのり絶品です。

【静岡県のご当地食材】甘味と旨味たっぷりな「由比の桜えび」を知ってほしい!

まとめ

和歌山に行った際にはまぐろを刺身で堪能しよう

今回は、和歌山県が誇るご当地食材、まぐろを詳しく紹介しました。和歌山県のまぐろは4種類あるものの、特に冬場はどれも刺身に相応しい品質です。和歌山県に行った際には、まぐろの刺身を堪能してみてはいかがでしょうか。

【参考文献】
「まぐろについて」(和歌山県漁業協同組合連合会)
http://wkgyoren.com/maguro/index.html
(アクセス日:2021年1月24日)

「紀州勝浦産生まぐろ」(和歌山県東牟婁振興局農林水産振興部農業水産振興課)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/130700/nrs/collection_maguro.html
(アクセス日:2021年1月24日)

「海面漁業生産統計調査2019年」(総務省統計局)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00500216&tstat=000001015174&cycle=7&year=20190&month=0&tclass1=000001015175&tclass2=000001148733
(アクセス日:2021年1月29日)

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
  • ・専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • ・食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • ・管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • ・「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

カテゴリ別ニュース