【皮も果汁も使える】冬の料理に欠かせないゆずの魅力に迫る

【皮も果汁も使える】冬の料理に欠かせないゆずの魅力に迫る

ゆずは冬の料理に欠かせない食材です。皮も果汁も香り高いので、料理のアクセントになりますよね。今回はゆずの魅力をおすすめレシピと一緒に解説します。

ゆずって?

ゆずはどんな柑橘類?

中国が原産地のゆずは、奈良時代に日本に入ってきたと言われており、古くから栽培されている柑橘類です。果皮が黄色の「黄ゆず」は、11月ごろから春にかけて出回ります。一方、果皮が緑色の「青ゆず」は黄ゆずの未熟果で、夏に多く出回ります。
ゆずは香り高いのが特徴で、果汁だけでなく果皮も刻んで使用できます。料理の引き立て役になるだけでなく、全体をまとめる役割を果たすことも。ポン酢やドレッシング、ドリンク、スイーツなど、幅広い使い方ができる果物です。

ゆずの保存方法

ゆずは丸ごとビニール袋に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。冷凍保存すれば、香りを残したまま1~2か月は保存できます。果汁を絞ってから冷凍保存すれば、料理に使いやすく便利です。

ゆずの栄養効果

抗酸化作用がある

ゆずにはビタミンCが多く含まれています。ビタミンCはたんぱく質の一種であるコラーゲンの合成に大切な働きをします。コラーゲンは細胞と細胞をつなぐ役割があるので、強い血管、筋肉、皮膚を作るのに重要です。
また、ビタミンCは酸化を防ぐ働きのある抗酸化ビタミンです。体内では、発生する活性酸素が多くなり過ぎないよう、防御システムが備わっています。
しかし、バランスを崩して活性酸素が増え過ぎると、免疫力の低下や細胞の老化、過酸化脂質の増加を招く事態に。特に過酸化脂質が多くなると、動脈硬化のリスクも高まります。抗酸化ビタミンを摂ることは、活性酸素の増え過ぎを防ぐ効果があるため、意識して摂りたいビタミンです。
その他ゆずには、抗酸化作用を向上させると言われているクエン酸も含まれています。ビタミンCと合わせた効果が期待できますよ。

香りにはリラックス効果がある!

ゆずの爽やかな香り成分はリモネンによるものです。リモネンは脳に働きかけて、リラックスさせる効果があると言われています。
疲れた夜には「ゆず茶」がおすすめです。リラックスしたいときこそ香りを意識してみましょう。

代謝を上げる働きにも期待!

香り成分のリモネンには、代謝を上げてからだをあたためる効果も期待できます。代謝が上がることはダイエット効果や免疫力を高めることにもつながります。寒くなるこれからの時期には、積極的に使いたい食材です。

次の章では、そんなゆずを使ったレシピをご紹介します。ぜひ作ってみてくださいね。

ゆずを使ったおすすめレシピ

まだいのゆずみぞれ鍋

使う材料がシンプルなときほど、ゆずの香りが活きてきます。素材の味とゆずの香りが楽しめる鍋です。

▶「まだいのゆずみぞれ鍋」レシピはこちら

レンジで!甘酸っぱい!かぼちゃのゆず煮風

ゆずの果汁を最後に絞って加えることで、酸味が加わり爽やかになります。いつもと少し違うかぼちゃの煮物が楽しめます。

▶「レンジで!甘酸っぱい!かぼちゃのゆず煮風」レシピはこちら

ゆずが香る!豚バラ肉と豆腐の塩煮込み

ゆずの皮を最後にのせることで、お皿の彩りを良くし、香りでメリハリをつけています。少量でもポイントとなる大事な食材です。

▶「ゆずが香る!豚バラ肉と豆腐の塩煮込み」レシピはこちら

まとめ

ゆずの香りで冬の食卓を楽しみましょう!

ゆずは果汁、果皮ともに料理に使う量は多くありませんが、料理のアクセントになる大事な食材です。冬の食卓を香り豊かに楽しみましょう!

【参考文献】
・JAグループ/野菜のチカラをもっと知る/とれたて大百科/ユズ(柚子)
(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=68) 閲覧日:2021年9月10日
・色の野菜の栄養事典/吉田企世子 監修/株式会社エクスナレッジ/2017年11月

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