【色がポイント?お弁当テクニック】栄養バランス抜群◎のお弁当生活をはじめよう!

【色がポイント?お弁当テクニック】栄養バランス抜群◎のお弁当生活をはじめよう!

節約、ダイエット、外食を控えているなど、お弁当を自宅から作って持っていく方も多いのではないでしょうか。しかし、お弁当のレシピを考えたり、忙しい朝に準備するのは大変なこともありますよね。今回は、管理栄養士がお弁当づくりのポイントをお伝えし、おすすめレシピをご紹介します。

2024年04月14日

お弁当の比率は?

料理のバランスを意識!

お弁当も、主食+主菜+副菜の組み合わせを意識することがポイントです。例えば、お弁当箱700mlで、約700kcal程のお弁当ができあがります。 主食はお弁当箱の約1/2、残りの1/2は、主菜と副菜をそれぞれ5割ずつまたは主菜が4割、副菜が6割程の量を意識してみましょう。

主食、主菜、副菜とは

・主食:ごはん、パン、麺など 炭水化物の補給源 ・主菜:肉、魚、卵、豆腐など たんぱく質の供給源 前日に下味をつけて置き、朝は調理して詰めるだけにしておくと時短になります。 ・副菜:野菜、海藻、きのこ類 食物繊維やビタミン、ミネラルの供給源 作り置きしておくと便利です。副菜があることで、お弁当の隙間も埋めやすくなります。

お弁当のポイントは彩り!?

複数の色を組み合わせる

お弁当に限らず、彩りを意識すると栄養バランスが整いやすくなると言われています。 ◯白:大根、れんこん、じゃがいも、おから、かまぼこ ◯黒・茶色:ごぼう、ひじき、昆布・塩昆布、黒ゴマ ◯緑:キャベツ、レタス、きゅうり、ブロッコリー、いんげん、ピーマン ◯黄:卵、かぼちゃ、さつまいも、たくあん、オレンジ ◯赤:にんじん、パプリカ、トマト、梅干し、りんご など、食材の色を使い分けてみましょう!

おすすめ◎お弁当レシピ♪

お役立ちレシピ

今回は、主食と副菜のレシピをご紹介。どれも簡単にできて、栄養バランスがとりやすいレシピになっています。ぜひ、お弁当作りにお役立てください♪

主菜:基本のつくね

簡単にお弁当の主菜が作れます!食塩を控えめにしたメニューになっていますが、ネギや生姜の香りで満足感があります◯お弁当として持っていく時には、生の卵黄は食中毒予防のために控えましょう。タレだけでも十分美味しい一品です♪ ▶「基本のつくね」のレシピはこちら!

主菜:レンジだけ!簡単エビチリ

忙しい日のお弁当作りもレンジで簡単!少量でも作ることができます。ちょっと豪華なお弁当に仕上がります。白髪ねぎを添えて、プリッとしたエビチリを楽しんでみてください♪ ▶「レンジだけ!簡単エビチリ」のレシピはこちら!

主菜:子供もうれしい!たらこ入りスタッフドエッグ

お弁当には、たまご焼き、オムレツなどのたまご料理のバリエーションが広いとうれしいですよね。ゆで卵とたらこで可愛いお弁当のおかずを作ってみませんか?ゆで卵は、何個かまとめて作っておき、主菜としてお弁当や朝食で、すぐに食べられるようにしておきましょう♪ ▶「子供もうれしい!たらこ入りスタッフドエッグ」のレシピはこちら!

副菜:お弁当にも!にんじんしりしり

赤い色のにんじんがお弁当の彩りをグッと引き立てます。にんじんの大量消費にもピッタリです♪ツナと混ぜることで子どもから大人まで美味しく食べられる一品です。作り置きしておけば、朝のお弁当作りや朝食でも大活躍間違いなし! ▶「お弁当にも!にんじんしりしり」のレシピはこちら!

副菜:ブロッコリーとコーンの彩りツナサラダ

緑のブロッコリーと黄色のコーンがお弁当の彩りをアップ!ブロッコリーはゆでても電子レンジでもOKです。ブロッコリーは緑黄色野菜の仲間で、ビタミンCや葉酸などのビタミン類アップにつながります。 ▶「ブロッコリーとコーンの彩りツナサラダ」のレシピはこちら!

見た目&栄養バランスアップのポイント

隙間を作らない!

食材の切り方や大きさで、お弁当に隙間ができてしまうこともありますよね。お弁当が寄ってしまったり、その隙間の分、必要な栄養素も不足してしまいます。 ゆでブロッコリーやにんじん、サニーレタスなど隙間をうめるためのアイテムを準備しておくと便利です♪

まとめ

お弁当作りのコツをつかもう

いかがでしたか。お弁当が上手に詰められると、うれしい気持ちになりますよね。お弁当作りは、頑張りすぎない事も大切。作り置きレシピも活用して、“手抜き”ではなく“手間抜き”をしながら、バランスのよいお弁当を目指してみてください。 【参考資料】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/

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著者

丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)

家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。 診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。 現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。


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