【身体の内側から美しく】くすみ知らずの肌に必要な栄養とは?
最近、なんとなく肌に透明感がない、顔色が悪くてどんよりして見える、家族や友人から疲れている?と聞かれる…その原因は肌の「くすみ」かも知れません。くすみを予防するためには、日々のスキンケアが重要なのはもちろんですが、食事で身体の中からケアするのもとても大切です。そこで今回は、くすみの予防・改善に効果的な栄養とおすすめレシピを紹介いたします。
2024年04月16日
くすみ肌の基礎知識
そもそも、くすみとはどんなもの?
くすみとは、肌本来の明るさや透明感、ツヤ感が失われ、肌全体のトーンが実際より暗く見える状態のことをいいます。
あなたの肌のくすみをチェック
まずは、自身の肌がくすんでいるかどうかをチェックしてみましょう。 ●肌にツヤがなく、元気がないように見える ●メイクのノリが悪い ●メイクをしているのに顔色が悪く見える ●いつも使っている色のファンデーションが、肌の色から浮く ●首と比べると、顔のトーンが暗い 上記の項目に当てはまるものがあれば、肌がくすんでいる可能性があります。
くすみの原因とは?
ターンオーバーの乱れによるくすみ
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことをいいます。肌では約6週間のサイクルでターンオーバーが起こっていますが、ターンオーバーの周期が7乱れると古い角質が肌表面に残り、透明感が失われたり、肌がごわついてメイクのノリが悪くなったりする可能性があります。
紫外線によるくすみ
紫外線を浴びると、肌の内部でメラニンが増加します。通常はターンオーバーによって自然と排出されますが、過剰に紫外線を浴びるとメラニンの排出が追い付かず、くすみやシミなどの原因となります。
血行不良によるくすみ
血行不良によって血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物が滞ったり、細胞に十分な栄養や酸素が行き届かなくなったりします。そのため、顔色が悪くなり、肌のツヤが失われ、くすみとして表れます。
乾燥肌によるくすみ
潤いがありキメの整った健康な肌は表面がつるりとしており、光を反射し明るくツヤのある印象になります。しかし、乾燥すると肌のキメが乱れると細かい凹凸ができ、その凹凸が影となるため、肌全体が暗くくすんで見えてしまいます。
くすみ改善に効果的な栄養素とは?
たんぱく質
たんぱく質は身体の材料となる栄養素です。健康な肌を作るためには、材料となるたんぱく質をしっかりと摂ることが重要です。たんぱく質は、肉や魚介類、大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれています。
ビタミンC
ビタミンCはコラーゲン生成に関わる栄養素なので、肌のハリや潤いを保つ効果が期待できます。また、抗酸化作用があり、細胞の老化の原因となる活性酸素が過剰に増えるのを防ぐ効果もあります。
ビタミンE
ビタミンEもビタミンCと同じく抗酸化ビタミンです。また、血流を促す作用があるため、酸素や栄養が末梢血管まで行き届くようになり美肌につながります。
くすみ改善におすすめのレシピ
食材3つ!ブロッコリーとゆで卵のマヨサラダ
手軽に作れるシンプルなサラダです。卵でたんぱく質を摂れますし、ブロッコリーやミニトマトにはビタミンCが豊富に含まれています。低カロリータイプのマヨネーズを使うことで、カロリーを抑えられますよ。 ▶「食材3つ!ブロッコリーとゆで卵のマヨサラダ」のレシピはこちら
ホットケーキミックスで作る!かぼちゃの蒸しパン
ホットケーキミックスで作る、簡単蒸しパンです。かぼちゃと干しぶどうを加えることで自然な甘みを楽しめますよ。かぼちゃは血流を促すビタミンEが豊富な野菜です。 ▶「ホットケーキミックスで作る!かぼちゃの蒸しパン」のレシピはこちら
まとめ
食生活&生活習慣改善で脱・くすみ肌!
いかがでしたか?今回紹介した美肌効果のある栄養素を積極的に摂るとともに、質のよい睡眠や適度な運動などを意識すると、より一層くすみ肌改善に効果が期待できます。くすみのない美肌を目指していきましょう! 【参考文献】 厚生労働省.e-ヘルスネット.抗酸化物質 (https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-009.html) 閲覧日:2022年9月8日
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。