【春の訪れを感じる魚】鰆の栄養効果とおすすめレシピをご紹介
漢字からもわかるように、春が旬の魚である鰆(さわら)。柔かい食感と淡白で上品な味わいが特徴で、和食にはもちろん、中華や洋食などさまざまな料理にアレンジしても美味しく食べられます。そこで今回は、鰆の栄養効果やおすすめレシピをご紹介します!
2024年03月25日
鰆の基礎知識
成長につれて名前が変わる出世魚
鰆は成長につれて呼ばれ方が変わる出世魚として有名です。小さい方からサゴシ、ナギ、サワラと変化していきます。出世魚は縁起がよいとされており、お祝いの席やめでたい席で好んで使われています。
鰆の栄養効果とは?
たんぱく質で代謝のよい身体に近づける
鰆には良質なたんぱく質が多く含まれています。たんぱく質は筋肉の材料となる栄養素なので、代謝がよくやせやすい身体作りには欠かせません。 さらに、健康な髪やお肌を作る材料としてもたんぱく質が使われますので、美しく健康的にダイエットを進めたい方にとって重要な栄養素です。
カリウムで高血圧とむくみを予防
鰆に豊富なカリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を促す働きがあります。そのため、塩分の過剰摂取によって起こりやすい高血圧やむくみの予防にも、効果が期待できます。
DHA・EPAで生活習慣病予防
鰆には不飽和脂肪酸の一種であるDHA・EPAが多く含まれており、血中コレステロールや中性脂肪を減らし、生活習慣病予防に効果的といわれています。
鰆をより美味しく食べよう!
新鮮な鰆の選び方
スーパーなどで鰆を購入するとき、切り身になったものを選ぶことが多いかと思います。鰆は時間が経つと身の部分が濁ってきますので、白く透明感のあるものを選びましょう。 また、皮の部分にハリがあり、「斑紋」という特徴的な模様がはっきりとしているのも鮮度がよい証拠です。
鰆の保存方法
鰆を冷蔵保存・冷凍保存する際にはしっかりと水気をとるのが重要です。キッチンペーパーで鰆の表面の水分を拭き取り、空気に触れないようぴったりとラップで包みましょう。 さらに、保存用袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫や冷凍庫に入れて保存しましょう。鰆の美味しさを楽しむためにも、できるだけ早めに食べ切ることをおすすめします。色や臭いに異変があれば、食べるのは控えましょう。
鰆を使ったおすすめレシピ
さわらのソテーレモンマスタードソース
レモンマスタードを使った爽やかな風味の一品です。見た目もおしゃれなのでおもてなしにもぴったり! ▶「さわらのソテーレモンマスタードソース」のレシピはこちら
作り置きに!さわらの南蛮漬け
カラフルな野菜をたっぷりと使った南蛮漬けです、作り置きできるので、忙しい方にもおすすめ。 ▶「作り置きに!さわらの南蛮漬け」のレシピはこちら
さわらのピリ辛香味レンジ蒸し
電子レンジで作る簡単メニュー。電子レンジは低いワット数でゆっくり加熱するのが美味しく仕上げるポイントです。七味唐辛子で風味よく仕上げましょう。 ▶「さわらのピリ辛香味レンジ蒸し」のレシピはこちら
まとめ
春の味覚、鰆を美味しく食べよう!
いかがでしたか?鰆は美味しいのはもちろん、ダイエットや健康にうれしい栄養素を多く含む食材です。ぜひ、春が旬の鰆をさまざまな料理で味わってみてくださいね。 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/ 閲覧日:2023年11月9日
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。