
スムージーや野菜ジュースを一生懸命飲んでいたけれど、体重が減らない。さらに冬だからジュースは冷えて実は嫌…という方には、野菜スープがおススメ!
野菜が沢山食べられるスープですが、ダイエットのためにはいくつかコツがあります。今回は、野菜スープの作り方や飲むタイミングについて、管理栄養士がご提案いたします。
離乳食用の野菜スープがダイエットに良い理由は?
野菜の抗酸化成分はスープにして初めて人のからだで利用されます
野菜に備わっているポリフェノールなどの抗酸化物質(ファイトケミカル)は野菜の細胞の中、しかも「セルロース」という不溶性の食物繊維の細胞の壁の中に存在します。そして生野菜では抗酸化物質は摂取できません。細胞壁を壊すためにはすりおろすか、じっくりと加熱する方法しかないのです。
そこで、野菜をみじん切にして“じっくりと”弱火で煮た野菜スープがオススメとなります。なんと、スープにはこの抗酸化物質が溶け出しているのです。
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ダイエット向き野菜スープのレシピ
◆離乳食 万能野菜スープ 冷凍・保存法

離乳食初期から万能な使い方ができる野菜スープはぜひストックしておきたいものです。
管理栄養士からのポイント
・レシピの野菜はざく切りですが、みじん切りにしましょう。できるだけ細かく切ったほうがより多くの成分がスープに溶けでます。
・具材の野菜は、他にカボチャもおすすめ。
・3~4種類のお野菜を20分くらい弱火で煮ましょう。
ポイント
スープにした野菜を濾して「スープだけ」飲みましょう

野菜を煮込んだスープは、最後にザルでこしましょう。
スープには野菜の抗酸化物質やビタミン、ミネラルが溶け出していますが、エネルギーとなる脂質や糖質、炭水化物は野菜に残っているため、スープだけならカロリーはほとんどありません。
また、根菜類や人参は糖質の多い野菜ですが、このように濾した野菜スープであれば低糖質スープに仕上がります。
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飲むタイミングは?
野菜スープをダイエットのために飲むのであれば、お腹がすいた時や、おやつ、食事の前に。自然な甘味でおやつ代わりになります。食事の前に飲めば食欲が落ち着き、無理なく過食が抑えられます。それからスープを飲んだ後のお食事は、ゆっくりよく噛むこともお忘れなく。
スープで残ったお野菜には、溶け出し切らない栄養成分や水で溶けない不溶性の食物繊維が含まれていますから、お料理に加えてご使用ください。
まとめ
温かい飲み物は心も体もホットにしてくれます。また空腹やダイエット・ストレスでいらだった心も抑えてくれることでしょう。
体にも心にも無理のないダイエットを応援しています。
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