意外と知らない?節分に絶対食べたい!縁起食材について

意外と知らない?節分に絶対食べたい!縁起食材について

節分というと豆まきを思い浮かべる人も多いでしょう。日本の伝統行事である節分は、柊と鰯を戸口に飾る鬼払いだけでなく、歳神様がいる方角を向いて太巻きを食べる恵方巻きや、炒った豆を年の数だけ食べ体の中に福を入れる魔除けの献立があります。

マジカルミラクル!食べて魔除け!福よ来い!

メジャー?マイナー?節分に食べる七つの食材

節分の食べ物には、豆、いわし、恵方巻き、こんにゃく、そば、けんちん汁、くじらがあります。これらは端午の節句の柏餅や正月のおせち料理のように、食べることにより魔を払い福を呼び込む縁起物です。一部地域で食べられていたものが全国に普及したり、入手困難な食材になって廃れたりしました。

暮らしに合わせて献立を変えてこそ伝統が続く

節分といえば豆まき。お寺や神社では福男福女が「福豆」の入った袋を参拝者にまく行事があります。福豆は炒った大豆ですが、地域によっては撒く豆の種類が違うようです。大豆、落花生、うぐいす豆、ピスタチオ、アーモンドと様々です。
いわしも、焼いたときに出る煙で鬼が逃げるよう、塩焼きにするものでした。今では骨が引っ掛からないよう、圧力鍋で煮つけにしたり、つみれ汁にする家庭も増えたようです。

こうでなければならない!と無理をするのではなく、楽しむ心を大切にしたいですね。

縁起食材の由来と調理方法

いわしを焼いて煙で鬼払い!頭を柊にさして戸口に飾る風習

塩をつけて焼いて、煙で鬼を追い払います。
喉に骨が引っかかる心配のある人は、圧力鍋で煮て骨まで柔らかくしましょう。めんつゆと生姜を適量入れて、鰯がかぶるぐらい水を入れたら、圧をかけます。蓋の栓が回り始めたら中火にして20分待ちましょう。あとは火を消して圧が抜けるのを待てばできあがりです。

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手作り福豆で鬼はそと福はうち!

「福豆」を作るなら、乾燥大豆に火を通して食べられるようにします。レンジでチンしたりオーブンで焼いたら簡単です。
噛む力が弱い人がいるなら、食べやすい豆料理に変えてしまいましょう。圧力鍋を使って煮豆にしてもいいし、ミルサーで粉砕してきなこにすればさらに食べやすくなります。

恵方に向かって巻きずし食べる!福を体の中に取り込もう!

恵方巻きは、スーパーで買ってくるのが一番簡単です。手作りするなら、酢飯を作って海苔の上に広げておき、好きな具材をのせましょう。
卵、きゅうり、カニかま、魚肉ソーセージ、ウィンナー、サーモン、でんぶ、うなぎの蒲焼、かんぴょう。色んな具材を一度にのせるもいいし、中身の違う恵方巻きを数本作るのも楽しいでしょう。す巻きで巻いて形を整えたら完成です。食べやすいように包丁で一口サイズに切っても良いでしょう。本来、包丁で切ることはしませんが、無理することはありません。楽しくなければ福じゃない!?

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こんにゃくで胃腸を大掃除!悪い鬼を追い出そう!

節分にこんにゃくを食べる風習は、四国で始まりと言われています。昔からこんにゃくは胃腸を掃除してくれるといわれており、大晦日の大掃除や冬至、節分の後に食べて、体内を清めていたそうです。味噌田楽などの単品料理にしてもよし、大豆と一緒に煮るのも良し、けんちん汁の具材にしてもいいでしょう。

節分にお蕎麦!?知ってびっくり立春前日に食べる節分そば

昔(江戸時代後期)は、節分に食べるそばを年越しそばと呼んでいました。立春の前日の節分は大寒の最終日、冬から春への節目の日で、大晦日ではなく節分を本当の年越と考えてました。年越しそばとは、節分そばのことだったのです。

自然食のけんちん汁は冷えた体を温めてくれる!

関東の一部地方に、節分の日にけんちん汁を食べる風習があります。節分だから食べると言うより、冬の行事の際によく食べられる料理だったので、節分の日にも出されるようになったようです。
元は精進料理なので、肉や魚は使わず、出汁も昆布や椎茸から取ったものを使用しました。大根、にんじん、ゴボウ、里芋、こんにゃく、豆腐をごま油で炒めて出汁で煮込み、醤油を加えて味を整えましょう。

くじらを食べて大志を抱け!?日本の伝統食!

節分でくじらを食べるのは山口県の風習のようです。「大きいものを食べるのは縁起がいい」と言われており、くじらは大きいものの代表とされてきました。
鍋の具にしたり、お刺身やしぐれ煮、竜田揚げ、生姜焼き、大和煮など、調理法は様々です。手に入れるのが難しいなら、インターネット通販で注文してみてもいいでしょう。

いい一年になりますように!みんなで楽しく福は内!

ライフスタイルに合わせて季節の行事を楽しもう

節分というと、鬼のお面をかぶった人に豆を投げて「鬼は外!」と厄を払うイメージがあります。しかし鬼を弟子にしたなどの伝承から、「鬼も内!」と叫ぶ地域もあるようです。また、家長である父親が先頭に立って豆を撒く家庭や、父親が鬼のお面を被って子ども達に追われて、節分を盛り上げる家庭もあります。

節分の豆まきは、鬼は夜にやって来るという考えから、夜に行われていました。しかし現在は神社の豆まきなど、お昼に行われることも多くなりました。ライフスタイルに合わせて、季節の行事を楽しみたいですね。

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