【ダイエット中でも炭水化物OK?!】「冷やして食べる白米」の秘密とは?

【ダイエット中でも炭水化物OK?!】「冷やして食べる白米」の秘密とは?

糖質制限や炭水化物を抜くダイエットなど、食事制限をするダイエット方法は様々あります。しかし極端な食事方法などは体調不良の原因になることも。今回ご紹介する「レジスタントスターチ」は簡単な食事方法なので継続しやすいという魅力があります!

レジスタントスターチって何?

消化されないでんぷん

レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)とは、私たちの体内では消化されることのないでんぷん、およびでんぷんの部分水解物の総称のことを言います。糖質なのに、野菜などに多く含まれる食物繊維と似た働きをするとされています。レジスタントとは「抵抗する・抵抗力がある」、スターチは「でんぷん」と訳し、消化されないでんぷんという意味になります。

どんな食材に含まれるの?

レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は炭水化物を冷やしたものに多く含まれると言われています。料理では冷ご飯や冷製パスタ、冷やしうどん、寿司、サンドイッチ、ポテトサラダなどがあります。食材ではもち米や白米、雑穀、豆、穀類、豆類、イモ類などに含まれるようです。

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レジスタントスターチの特徴

腸内環境を改善する

レジスタントスターチは、小腸では消化されずに大腸まで届いた後、腸内の善玉菌を増やす働きをすると言われています。このことからも、食物繊維と同様な効果が得られると考えられており、善玉菌を増やすことで体内の毒素や老廃物の排出を促し、腸内環境の改善やコレステロール値の低下、便秘解消などの効果が期待できます。炭水化物を冷やして食べるだけで、こんな嬉しい効果が得られるのはビックリですね。

肥満や糖尿病の予防

通常の熱々なご飯はより美味しく感じられるので食べ過ぎてしまいがちです。しかし、その分消化吸収も良いため血糖の上昇に繋がるほか、すぐ空腹を感じやすいと言ったデメリットもあります。これに対し、ご飯が冷えるとレジスタントスターチが増え、体内で消化吸収しにくくなり、血糖の上昇を緩やかにして脂肪の蓄積を抑えると言われています。結果、ご飯を食べても太りずらく、肥満や糖尿病などの予防に役立ちます。

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摂取カロリーの抑制

通常ではでんぷん1gあたり約4kcalと言われていますが、体内で消化されないレジスタントスターチの場合は通常のでんぷんの約半分である、1gあたり約2kcalと考えられています。しかし、冷やしたからといって全てがレジスタントスターチになるわけではありません。このため、摂取カロリーは完全に半分になりませんが、カロリーカットには繋がるでしょう。

レジスタントスターチの美味しい食べ方

冷蔵庫保存で簡単に増やせる

レジスタントスターチは、加熱後に冷やすことで増加すると言われています。適温は4~5℃と考えられています。基本は「冷蔵庫で冷やしてから、冷えたまま状態か常温に戻してから食べること」です。炊きたてご飯をおにぎりにして、粗熱がとれたら冷蔵庫に入れておくだけでOKなので、とっても簡単ですね。

チーズとしらすのおにぎり

発酵食品のチーズ、ミネラル豊富な海苔を巻いて、美容と健康に良い一品です。朝は食欲がないという方も試してみてはいかがでしょうか?

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まとめ

レジスタントスターチで簡単・食べるダイエット☆

レジスタントスターチの特徴を利用して食べるダイエット方法はとても簡単です。炊きたてご飯を冷やすだけなので今日からでもできそうですね。1日1食からOK、作り置きしても良いですね!また、偏った食事などは避けご自身の体調と相談しながらダイエットを楽しんでみてくださいね。

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