【摂取カロリーを減らしても無駄?!】ダイエット成功への近道になる2つのポイント

【摂取カロリーを減らしても無駄?!】ダイエット成功への近道になる2つのポイント

ダイエット中は摂取カロリーを気にするもの。けれど、適性カロリーを守れば目標体重に近づけることはできると言われています。そのほか、基礎代謝量が上がれば日常生活で脂肪燃焼を促すことも!今回は体脂肪を落とすダイエットとカロリーの関係とポイントを紹介します。

2018年03月05日

ポイントその1:摂取カロリーが原因じゃない!?

大事なのは消費エネルギーを増やすこと

ダイエット中では摂取カロリーばかりを気にして、極度な食事制限をする方が多いですよね。しかし実は摂取カロリーではなく、「消費エネルギーを増やすこと」がダイエットのポイントになるのです。 「消費エネルギー」とは、生活をするうえで消費されるエネルギーのことを言い、これは生まれつきの個人差やその時の環境や体調などによって変化していくと考えられています。 消費エネルギーの内訳としては、下記の通りです。 <基礎代謝60%+身体活動30%+食事誘発性熱産生(DIT)10%> このことからも、食事内容を変える、基礎代謝量をあげるなどの努力をすれば、消費エネルギーはどんどん増えていくことになります。つまりダイエットの成果を出したいのであれば、摂取カロリーを抑えるのではなく、適正カロリーを保ちつつ脂肪燃焼するための消費エネルギーを増やすよう意識することが重要なのですね。

食事誘発性熱産生もダイエットには重要!

消費エネルギーの一つである「食事誘発性熱産生(DIT)」。食事誘発性熱産生(DIT)とは、食事で摂取した物の消化吸収や、体内に必要な栄養素になる際に使われるエネルギーの事です。どのようなエネルギーに代わるかによって消費エネルギーが異なり、たんぱく質30%、炭水化物6%、脂質4%となります。 お肉を食べると身体がポカポカして温かくなると感じるのは、この食事誘発性熱産生が関係しています。そのため、もし肉や魚などのたんぱく質を500kcal分摂取した場合は、身体に残るのはおよそ350kcalで、残りの150kcalは燃焼するといった計算になります。 だからといって肉や魚のなどのたんぱく質を食べていればやせるというわけではありません!肉や魚から得られるのはたんぱく質だけでなく、炭水化物も含まれています。それが太る要因になってしまう可能性もあるのです。このため、日常生活から偏りのある食事ではなくて、栄養バランスのとれた食事を心掛けることもダイエット中には特に大切ですね。 ▶【食べて体温を上げる?!】管理栄養士が「低体温」改善方法を伝授!

ポイントその2:基礎代謝をあげてやせ体質になろう!

筋肉をつける

消費エネルギーを増やすには筋肉を鍛えて、基礎代謝量をあげることが大切です。 普段あまり運動をしない人や筋肉量が少ない感じる方は、軽めの筋トレから始めてみましょう。それでも負担が大きすぎる場合は、ウォーキングや踏み台昇降運動のような、簡単にできて長時間続けられる有酸素運動がオススメです。有酸素運動は強度の軽い運動で無理なく心臓や肺を動かすことができ、血流が促されるため基礎代謝量のアップにも役立つと考えられます。 運動は継続して行うことが重要です。なるべく心身ともに負担の無い運動を取り入れていきましょう。身体を動かすことに慣れてきたら、徐々に新しい筋トレを加えてみてはいかがでしょうか?筋肉が増え基礎代謝量が上がれば、脂肪燃焼され、体脂肪も少なくなっていくはずですよ!

起きたらコップ1杯の水を飲む

日常生活の中でスグにできる代謝アップ対策としては、朝起きたらコップ1杯の水を飲むといいですよ。なぜなら、寝ている間も体内からは水分がなくなっていると言われていることから、この方法を取り入れるだけでも血行の促進と基礎代謝のアップ、失われた水分補給などの役割を果たしてくれると言われています。 より健康を意識するならば、朝の1杯を白湯に代えてみるのもオススメです。眠っていた内臓を温めて働きを活発にすることで、基礎代謝アップを目指します。 ▶【0円でラクに効果を実感?!】「白湯」を飲むだけでダイエットができる?!

ダイエットの基礎知識についてのまとめ

「栄養バランスが整った3食の食事の心がける」、「日常生活の中で適度な運動に加えて、無理のない範囲で筋トレを加える」などのことにより基礎代謝量のアップが見込めます。基礎代謝量がアップすることによって、やせやすい身体に繋がるはずです!また、体質を改善することができれば、摂取カロリーを減らすような極端な食事制限をするダイエット方法よりもダイエット効果が期待できるうえにリバウンドや挫折を招きにくいとも言います。摂取カロリーは適正内を意識しながら、健康的な生活を送ってストレスフリーなダイエットを心掛けましょう!

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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