【食べ過ぎ注意!】管理栄養士が選んだ「太りやすい食べ物」BEST3!
世の中にはいろんな食べ物がありますが、その中でも太りやすい食べ物が存在します。特にダイエット中の方は、どんな食べ物に注意すべきかを知っておきましょう!今回は【太る食べ物BEST3】を管理栄養士が簡単にご紹介しますので、是非参考にしてみてください♪
2018年05月23日
1:揚げ物
太る原因の一つには、「脂質」の摂りすぎが考えられます。脂質は細胞膜やホルモンなどを作る材料になったり、体のエネルギー源となります。さらに、ビタミンA、D、Eなどの脂溶性ビタミンの吸収を助けたり、体温を維持する働きもあるので身体にとって必要な栄養素です。 しかし、糖質やたんぱく質は1gあたり4kcalなのに対して、脂質は1gで9kcalもあるため、脂質が多い食品は少量でも高エネルギーとなります。糖質はエネルギーとして使われやすいのですが、脂質は貯蔵用のエネルギーとなるため、摂りすぎると主に体脂肪として蓄えられてしまうので、ダイエット中には摂りすぎないように注意したいですね。
食べる量にも気をつけて!
ダイエット中なら唐揚げ、天ぷら、フライなどを意識して控えめにしている方も多いのではないでしょうか?これらは「揚げる」調理法を行っているため、素材の食品に油が吸収されてエネルギー量が高くなってしまいます。揚げ物の中でも天ぷらなど衣がついているものは素材の表面積が大きくなるため、油を吸収する量も多くなります。さらに、ポテトフライなど素材の食品を細かく切ったり、小さく切ったりすることによって油に触れる部分が多くなってしまうので、油の吸収量も増えてしまいますよ。
2:お菓子類
おまんじゅう、おかき、ケーキ、シュークリーム、スナック菓子、菓子パンなどお菓子やスイーツは原材料に小麦粉などの穀物類や芋などを使用していたり、砂糖も多く使用しています。これらの食べ物の主な栄養素は糖質であり、バターや生クリーム、揚げた調理をしているものは脂質も多くなってしまいます。糖質はブドウ糖に分解されて、血液を通して全体の細胞に運ばれていき、脳や神経系の唯一のエネルギー源になるため必要な栄養素です。糖質は分解・吸収のスピードが速く即効性があるエネルギー源ですが、摂りすぎた糖質は体脂肪としてと蓄積されてしまいます。
お菓子を選ぶ際のポイント
食べるなら小分けに入っているものや小さめのものを選んだりして、食べる量が過剰にならないように注意しましょう。市販の商品には栄養成分表示があるので、エネルギーや炭水化物(糖質)などを確認してみましょう。普段よく食べていたお菓子やスイーツが、意外にもカロリーが高いことに驚くかもしれません。最近では、カロリーを抑えたものなど健康志向の商品も売られているので、どうしても菓子類を食べたい場合はそういったものを選んでみてもいいですね。
3:飲み物(ジュース類)
水分補給はお茶や水にしていますか?炭酸飲料、果汁飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンクなどを日頃飲んでいるのであれば、飲み物で知らず知らずのうちにカロリー摂取しているかもしれませんよ。商品の原材料名を確認すると砂糖を多く使用しているものが多いです。栄養成分表示を確認すると、糖質の量が多い特徴があります。商品の栄養成分表示には100mlあたりで書かれていることも多く、実際のパッケージの量(500mlのペットボトルなど)で換算すると意外とエネルギー量があることも。買うときは栄養成分表示を比較して商品を選ぶようにしましょう。どうしても飲みたい場合は糖分ゼロ、糖質オフを選んだ方がいいですね。 ▶【飲むだけで脂肪がつきにくくなる?!】CMでも話題の「黒烏龍茶」ってなに!?
ダイエット中に心がけること
太りやすい食品を気をつけるだけではダイエットは上手くいきません。ダイエット中に心がけたいポイントをご紹介します。
①1日3食をできるだけ決まった時間に食べる
1日1食や2食であると食事と食事の間の時間が長くなり、食事を抜くことで次に食べ物が入ってきた時に体が余計に脂肪を蓄えようとしてしまいます。これは食べ物が長時間体に入ってこないと脳が飢餓状態と判断してしまうためです。さらに、1日に必要な食事を摂ることができず、空腹感が強すぎてドカ食いや間食増加の原因にもなります。3食きちんと食べることで体に必要なエネルギーを確保し、様々な栄養素をこまめに取ることができます。そして、決まった時間に食事をする習慣をつけることで、ほどよい空腹感で毎食おいしく食事を食べることができますよ。
②栄養バランスを考える
同じものばかり食べていては栄養の偏りがでます。食品によって豊富な栄養素、不足している栄養素があります。主食(ご飯、パン、麺類など)、主菜(肉類、魚介類、卵、大豆製品)、副菜(野菜類、きのこ類、海藻類)をそろえた食事にしましょう。このようにそろえることで体に必要な炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを満遍なく摂って食事を楽しむことが理想ですね。
③適度に運動をする
体を動かすことによって、エネルギーを消費してくれるので、体脂肪として体に蓄えられるのを防げます。さらに、運動することで筋力がついて代謝がアップします。代謝が上がると痩せやすい体になりますよ。運動する時間をとるのが難しければ、掃除をする、階段を使う、歩く量を増やすなど日常生活で自分でできる範囲で普段よりも少し動く量を増やすように心がけましょう。体を動かすことで気分転換にもなり、ストレス発散にもなりますよ。 ▶【管理栄養士が教える!】頑張っても『やせない5つの理由』とは?!
まとめ
いかかでしたか?ダイエット中は太る食べ物がどんなものかを意識しておくだけでも、行動が変わってくるのではないでしょうか?1日3食規則正しく食べることや栄養バランスを考えた食事にすること、適度に運動することも心がけてダイエットを成功に導きましょう♪
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。