【一生太らないカラダを作る】管理栄養士が選ぶ「代謝を上げる食材」とは?
記録的な暑さも落ち着き、今度は寒さに向かう季節になりました。寒い季節の過ごし方で代謝が大きくかわるって知っていましたか?代謝を上げるための普段の生活での注意点、簡単にできるコツを管理栄養士が解説します。
2018年09月24日
代謝が上がればやせる?
一般的に代謝と呼ばれるのは、基礎代謝のことです。就寝中もエネルギーは使われているように、基礎代謝とは人が生きていくための最小限のエネルギーです。この基礎代謝が高ければ、それだけ消費エネルギーが多くなるためやせやすくなります。 ちなみに、最近は体重計にも基礎代謝が測定できるものもありますが、厳密に測定するには、呼気の中の二酸化炭素の量を測る必要がありますので、詳細に測定する、というのは簡単にできるものではありません。
まずは体温をチェック
そん中でも、代謝が上がっているかどうかの目安として、体温を測るという方法があります。個人差があり、まだ明らかではないことが多い分野ではありますが、体温が1度下がると、エネルギー代謝は12%下がるという研究報告もあります。 疫学的な調査では、免疫力が最も高い体温は36~36.5度と言われています。まずは健康的な体温を目指して、代謝を上げることを目標にしていきましょう。 ▶【全然やせない原因は低体温…?】食べるだけの「温活」レシピを知ってる?!
代謝・体温を上げるためには
体温を上げるか下げるかは、生活の習慣が大きく左右します。 体を冷やすと、血行が悪くなり代謝も悪くなります。特に下半身や首、手首や足首を冷やさないように注意しましょう。そうはいっても、汗ばむほどに暖房の効いた部屋でぬくぬくと過ごしては逆効果となります。できるだけ動く、歩くを意識しましょう。 また、寒いと感じたらスクワットや腕立て伏せをして、体を内側から温める習慣が身につけば文句なしです。筋肉も鍛えられ、代謝アップの相乗効果が期待できます。
代謝・体温が上がる食べ物は?
代謝アップに役立つ「野菜」
次に体をあたためる食材に着目しましょう。 野菜類は、ゴボウ、にんじん、れんこん、ホウレン草、小松菜など、ビタミンB群や鉄分の多い野菜がおすすめです。赤血球の働きを活発にさせる作用があるため、体を温める働きがありますよ。
代謝アップにつながる「食材選び」
メインのおかずになる肉、魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれるたんぱく質は、代謝を上げる働きがあります。毎食食べるようにしましょう。そこに加えて、調味料や薬味にしょうがやにんにく、味噌などのスパイスなどをプラスすると、より内側から温めてくれますよ。夏野菜などは生で食べると体が冷えて体温が下がってしまいますので、にんにくや生姜、唐辛子などで加熱調理するといいですね。 ▶【まだ間に合う?!】「やせやすい体質」を目指す2つの方法とは?
まとめ
段々と涼しくなってきましたが、気を抜かずに代謝アップを目指しましょう。シャワーだけでなく、湯船につかる習慣をつけるとリラックス効果も期待できます。適度に体を動かす習慣を生活の中に加え、気持ちよく毎日を送ることが最終的には健康的な代謝アップにつながります。 今年の秋冬は、体の内側を温めることを意識し、キープして代謝を上げてダイエットをしましょう!応援しています♪
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。