【知らないと損】健康診断の前日に数値を悪くするNGな行動とは?

【知らないと損】健康診断の前日に数値を悪くするNGな行動とは?

みなさんは、健康診断の前日、どのようにお過ごしですか?いつもと同じように過ごしている方、もしかしたら、知らない間に数値に影響しているかもしれません。今回は、健康診断の前日にNGな行動について、管理栄養士が説明したいと思います。

2019年06月05日

健康診断とは?

今の身体の状態がわかる

そもそも健康診断とは、検査や診察をする事で、今の健康状態を診断し、疾患の予防や早期発見に繋げます。つまり、出来るだけ正確な結果を出す事が、大事になってきます。

健康診断の前日にNGな行動とは?

もしかしてやっているかも?!

正確な結果を出すために、健康診断の前日に注意したいポイントをまとめました。

NGな行動1: 夜の10時以降に食事をする

夕食は、9時までに済ませ、夜の10時以降から健診当日まで、絶食しましょう。万が一、夜の10時以降に食べてしまったら、健診の日にち、あるいは時間を遅らせましょう。特に、時間を守らないと、食べ物が完全に消化されないため、血液検査の血糖値に影響が出たり、胃カメラや腹部レントゲンなどを行う場合に、食べ物が胃の中にあるため、胃の中の状態をみることが出来ません。

NGな行動2:アルコールをたくさん飲む

前日は、なるべくアルコールを控えるのがベストですが、どうしても飲みたい場合は、夜の9時までにすませましょう。アルコールは、利尿作用があるため、脱水症状がおこり、尿検査や血液検査に影響が出やすくなります。

NGな行動3:消化の悪い食べ物を食べる

脂っこい食事や甘い食べ物や飲み物などの暴飲暴食は控えましょう。血液検査や尿検査に影響するかもしれません。また、キノコ類、海藻類など繊維の多い食品も、消化に時間がかかりますので、夕食が遅くなる場合は、控えた方が良いでしょう。

NGな行動4:激しい運動をする。

これは意外に思われる方もいるかもしれません。筋トレ、テニスや、柔道など、激しい運動は控えて、前日は身体を休めましょう。激しく汗を掻く事で、脱水症状がおこり、尿酸値に影響が出たり、筋肉の使いすぎにより、肝機能の数値に影響が出るかもしれません。

NGな行動5:夜更かしを続けて、睡眠が不足している。

睡眠不足のままだと、交感神経が活発になり、血圧に影響するかもしれません。睡眠不足は、心身ともに影響するので、健診の前日だけではなく、日頃から注意しましょう。

健康診断の前日におススメのレシピ3選は?

先ほど紹介したポイントの通り、消化に良い食事がオススメです。今回、健康診断の前日に是非食べてほしいレシピを3つ紹介したいと思います。

レシピ1:鮭のねばねばソースがけ

普段、鮭を焼き魚にした時に、レモンのみで、召し上がる方も多いと思います。今回は、オクラと長芋をソースとして使う事で、さらに鮭の消化を良くしてくれます。 ▶「鮭のねばねばソースがけ」のレシピはこちら

レシピ2:かぶと鶏ひき肉のとろりんスープ煮

かぶは消化がしやすく、スープ煮にする事で、さらに食べやすくなります。また、鶏ひき肉を入れる事で、旨味がさらに引き立ちます。 ▶「かぶと鶏ひき肉のとろりんスープ煮」のレシピはこちら

レシピ3:大根のワサビしょうゆ和え

大根に含まれるアミラーゼで、消化を助けてくれる副菜です。 わさび醤油にする事で、さっぱりとした味になります。 ▶「大根のワサビしょうゆ和え」のレシピはこちら

まとめ

いかがでしたか?

健康診断の前日に注意したい行動と、前日に特に食べてほしい、おすすめのレシピを3つ紹介しました。今まで何も考えず健康診断に行かれていた方も、今回紹介したNGな行動のポイントを見直したり、おすすめレシピを一度試してみてはいかがでしょうか。

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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