【どんな料理とも相性抜群】美容にもオススメな「たこ」レシピ3選
ぷりぷりの食感がたまらないたこ。刺身、酢の物、たこ焼きなどに使われるイメージが強いですが、様々な料理に使える万能食材なんです。今回は、日本人にはお馴染みの食材「たこ」の栄養とおすすめレシピをご紹介します!
2020年06月11日
たこの種類
マダコ
一般的にたこと言うとマダコのことを指します。体長は60cm程で、身が引き締まっていて弾力が強いのが特徴です。兵庫県で水揚げされることで有名な明石ダコもマダコの一種です。
ミズタコ
体長3m、体重30kg程と世界一大きなたこで、オオダコとも呼ばれています。北海道や東北で水揚げされ、身が柔らかくて水っぽいのが特徴です。身が柔らかいため、生の状態で刺身にしたり、薄くスライスしてしゃぶしゃぶにして食べられています。
イイダコ
体長が30cm程とやや小ぶりです。漢字で「飯蛸」と書きますが、旬の春の時期にはメスの胴体の部分に卵が詰まっており、煮ると卵が飯のように見えるためイイダコと呼ばれているそうです。煮付けや炒め物にしてよく食べられています。
購入時にチェック!ここを見ればオスとメスが見分けられる
吸盤の大きさと並び方に注目
一般的に、たこのメスはオスに比べると身がやわらかくて美味しいと言われています。オスかメスかを見分けるために、ぜひチェックして欲しいのが吸盤です。 オスの吸盤は大きさに大小のバラツキがありますが、メスは吸盤の大きさが均一で綺麗に並んでいます。食べる目的に合わせて弾力の強いオスにするか、やわらかいメスにするかを選んでみるのも良いですね。
栄養面でのおすすめポイント
たんぱく質で美をキープ
たこは高たんぱく・低脂肪の食材です。たんぱく質は筋肉を作る材料です。筋肉があるほど基礎代謝量が上がり、エネルギー消費量が増えるので、太りにくい体を作るにはたんぱく質が必要です。また、綺麗な肌や髪の毛、爪の材料となるのもたんぱく質です。ダイエット中だけでなく、美しさを保つためにも欠かせない栄養素です。
ビタミンEでアンチエイジング
たこには抗酸化作用が強くアンチエイジングには欠かせないビタミンEが含まれています。抗酸化作用以外にも、末梢血管を広げて血行を良くしてくれる働きがあります。肩こりや冷え性は血行が悪くなることで起こるため、ビタミンEを摂ることで改善効果が期待できます。
タウリンで肝機能をサポート
たこにはアミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。タウリンは血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす働きや、血圧を下げる働きがあり、生活習慣病予防につながることで注目されてます。 また、肝臓機能を高めて解毒作用を強化してくれるため、お酒を飲むときには二日酔い防止に役立ちます。そのため、たこをお酒のおつまみにするというのは、肝臓を守るという意味でも理にかなっていると言えますね。 【家飲みを楽しもう!】時短&ヘルシーなおつまみ4選
たこのおすすめレシピ3選
タコとじゃがいものタコ焼き風炒め〈231kcal〉
タコ焼き風の味付けにした炒め物です。マヨネーズを少し入れることでコクが深まり、さらに紅生姜を加えることでタコ焼き感がアップします! 【タコとじゃがいものタコ焼き風炒め】のレシピはこちら!
たこと夏野菜のトマト煮〈231kcal〉
淡白な味わいのたこはトマトと相性抜群です!煮込むことでタコの旨味が出て、美味しさが増します。 【たこと夏野菜のトマト煮】のレシピはこちら!
たこと刺身こんにゃくのカルパッチョ〈130kcal〉
低カロリーの刺身こんにゃくと合わせることでボリューム感アップ。よく噛んで食べれば、顔のシェイプアップ効果も期待できますよ◎ 【たこと刺身こんにゃくのカルパッチョ】のレシピはこちら!
まとめ
どんな料理にも合う!
たこの種類や栄養成分、おすすめレシピについてご紹介しました。たこは和食、洋食、エスニック料理など、どんな料理とも相性が良い食材です。ご家庭でたこを活用して食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。 【アレンジ無限大】みんな大好き「鮭」の簡単美味しいレシピ5選
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著者
河村 桃子(管理栄養士)
管理栄養士として病院やクックチル(食材を調理加熱したあとに急速に低温冷却しチルドの状態で管理する調理法)のコンサルティング、栄養専門学校講師の業務に携わる。現在はフリーランスの管理栄養士として、「今日の食事で明日の自分は変わる」をモットーに、コラム執筆や特定保健指導、レシピ提案、食事講座など働く大人の食事サポートを行っている。