【しっかり食べてダイエット】1日の食事のバランスは「手のひら」でチェック!

【しっかり食べてダイエット】1日の食事のバランスは「手のひら」でチェック!

ダイエット中に気になるのが、「1日に何をどれくらい食べたら良いの?」ということではないでしょうか。毎日、食事のバランスやカロリーを計算して食べるのはとても大変ですよね。そこでおすすめしたいのが、自分の手のひらでバランスの良い食事をチェックできる「手ばかり」を使ったダイエットです。いつでもどこでもすぐに実践できる「手ばかり」で、1日の食事のバランスをさっそくチェックしてみましょう!

2022年08月29日

ダイエットは食事の「バランス」が大切!

「主食」「主菜」「副菜」が基本の3点セット!

健康的なダイエットのためには、栄養のバランスが整った食事が不可欠です。 主食(ごはん・パン・麺など)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品など)・副菜(野菜・きのこ類・海藻類)3点が揃った食事は、様々な栄養をバランス良く摂取することができ「筋肉を維持しながら体脂肪を落とす」という理想的な身体作りにつながります。しっかり食べながら減量につなげていくため、リバウンドしにくいのもうれしいポイントです。

「主食」「主菜」「副菜」それぞれの役割とは?

「主食」

ごはんやパン、麺など、主にエネルギー源となる「炭水化物」を多く含む食材です。エネルギー源として使い切れなかった分は体脂肪として蓄積されてしまいますので、食べすぎには注意が必要です。 しかし、炭水化物は毎日を活動的に過ごしたり、腹持ちを良くしたりなど、大切な働きを担っています。そのため、極端に制限しすぎず、毎食適量しっかり摂ることが大切です。

「主菜」

肉や魚、大豆製品、乳製品、卵など、メインディッシュとなる食材を使った料理を指します。これらの食材には「たんぱく質」が多く含まれています。筋肉や皮膚、髪、血液、そして生体を維持するのに欠かせないホルモンなど、私たちの身体を作る大切な材料となります。 また、代謝の維持のためにも重要な役割を担っています。ただ、大切な栄養素であるたんぱく質も、摂りすぎてしまうとカロリーオーバーとなってしまいます。しっかりと自分の適量を意識して摂るように心がけましょう。

「副菜」

野菜やキノコ類、海藻類などの食材を使ったおかずが副菜です。健康や美容のためには欠かせないビタミンやミネラル、そして食物繊維をたっぷり含んでいるのが特徴です。野菜やキノコ、海藻は比較的低カロリーな食材であるため、食事全体をヘルシーにボリュームアップし、満足感を高めるためにも役立ちますよ。

「手ばかり」を使った食事のバランスチェックの方法は?

「手ばかり」のメリットとは?

「手ばかり」を使ったバランスのチェックは、面倒なカロリー計算などが必要なく、いつでもどこでも実践できる手軽さが魅力です。自分の手のひらを使うため、簡単に自分の体格に合った食事の量を確認することができます。 家での食事の際はもちろん、コンビニやスーパーでお惣菜やお弁当を購入するときや、外食の際にもしっかりチェックすることができますよ。

実践!「手ばかり」を使って食事のバランスをチェック!

●主食(1食あたり) ごはんの場合:軽く握ったこぶし1個分 パン・麺の場合:軽く握ったこぶし1~1.3個分 ●主菜(1食あたり) 肉・魚の場合:指を含まない片手の平サイズ(厚みは手のひらの厚さ分) 豆腐などの大豆製品の場合:指を含まない片手の平サイズ(厚みは手のひらの厚さの2倍程度) ●副菜(1食あたり) 加熱した野菜の場合:片手一杯分 生の野菜の場合:両手一杯分

まとめ

バランスばっちりの「手ばかりダイエット」で理想の体を目指そう!

いかがでしたか?自分の手のひらを使う手ばかりダイエットなら、いつでもどこでも簡単に、食事のバランスをチェックすることが可能です。ぜひ、今日から始めてバランスの良い食生活を身に着け、健康的な理想の体を手に入れましょう!

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著者

谷口 美希(管理栄養士)

食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。


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