【北海道のご当地食材】プリッとした食感！「猿払産ホタテ」の魅力に迫る

美味しい食材の宝庫である北海道。北海道といえば、海の幸を思い浮かべる方も多いのでは？そこで今回は、日本最北の村「猿払（さるふつ）村」でとれる絶品食材「猿払産ホタテ」をご紹介します。

猿払産ホタテの基礎知識

猿払産ホタテの特徴

「猿払産ホタテ」は北海道の猿払村で生産されている食材です。
猿払村は北海道の最北部の宗谷管内に位置しており、日本最北端の村として知られています。1年を通した平均気温は4.4℃と低く、低温・東風・流氷といった厳しい環境下で育てられたホタテは、強い甘みと旨味が特徴です。貝柱は繊維がしっかりとしており、肉厚で抜群の歯ごたえです。

猿払産ホタテができるまで

【1】ホタテに種苗を1年かけ、海中で育てることから始めます。3~5cmの大きさの稚貝まで成長したら、いったん海に放します。
【2】放流されたほたては、4年間海の中で育ちます。順調に育っているかを確認するため、年間約500回も実際に採り上げて確認します。
【3】ホタテは、八尺と呼ばれる熊手がついた袋網を使って収穫されます。収穫されたホタテは、鮮度が落ちないよう港に帰ったらすぐに荷揚げされ、加工場に運ばれます。

猿払産ホタテの美味しい食べ方

新鮮なホタテを楽しむなら、シンプルな刺身がおすすめです。素材そのものの美味しさや食感のよさを楽しめます。
他にも、カルパッチョやバター焼き、炊き込みご飯など、バリエーション豊かな調理法で楽しむことができます。

ホタテに含まれる栄養素とは？

亜鉛で肌や髪を美しく！

亜鉛には細胞や粘膜の代謝を促す働きがあり、肌や髪を健康に美しく保つためには欠かせない栄養素です。さらに、亜鉛は味覚障害の予防にも役立つといわれています。

タウリンでコレステロール値を下げる！

タウリンはアミノ酸に似た物質で、たんぱく質が分解される過程で生成されます。タウリンが胆汁酸と結びつくことでコレステロールが消費され、コレステロール低下の効果が期待できます。
また、心機能・肝機能を高めるといった効果があるともいわれています。

ホタテを使ったレシピ

地中海風ほたてのパン粉焼き

フライパン不要なので手軽に作れますし、彩りのよい食材を使うことで華やかに仕上がる一品です。淡白な味のホタテには、ガーリックパウダーや黒こしょうを効かせたパンチのある味付けがよく合います。
▶「地中海風ほたてのパン粉焼き」のレシピはこちら

おうち居酒屋！ほたてのトマトカップ

トマトを器として使った、おしゃれな見た目の居酒屋メニューです。たまねぎやきゅうりと組み合わせることで食感がよくなり、満足感がアップします。
▶「おうち居酒屋！ほたてのトマトカップ」のレシピはこちら

ほたてとゴボウのにんにく蒸し

歯ごたえがあり食物繊維豊富なごぼうを使った、食べごたえのある一品です。調理に油を使わないので、カロリーを抑えたいときにも嬉しいメニューですね。
▶「ほたてとゴボウのにんにく蒸し」のレシピはこちら

まとめ

美味しい海の幸を楽しんでみませんか？

いかがでしたか？「猿払産ホタテ」は、生産者の方が手間と時間をかけて育てた北海道のご当地食材です。
さまざまな調理法で楽しめるので、もし機会がありましたらぜひ味わってみてくださいね。
　
出典：さるふつほたて便　猿払村漁業協同組合　アクセス日：2021年7月4日
(https://www.hotatebin.net)
・e-ヘルスネット　タウリン　厚生労働省　アクセス日：2021年7月4日
(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-017.html）
・「健康食品」の安全性・有効性情報　亜鉛　国立健康・栄養研究所　アクセス日：2021年7月4日
(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail36lite.html）