【グリンピースのレシピ3選】食材と健康の知識も深めよう!

【グリンピースのレシピ3選】食材と健康の知識も深めよう!

豆ごはんやシュウマイに使われるグリンピース。鮮やかな緑色が食卓を彩ってくれるのも魅力ですよね。今回は、グリンピースの栄養と管理栄養士考案のレシピを3つご紹介します。

2022年02月17日

グリンピースの豆知識

グリンピースについて

グリンピースは、さやえんどうよりも成長し、熟す前のえんどうをむき実にしたものです。旬は冬から春ですが、冷凍や缶詰も含めると年中食べられる身近な食材の1つです。

選び方と保存方法

むいたグリンピースはすぐに乾いてしまいます。鮮やかな緑色のもの、ハリと丸みがあるものを選ぶとよいです。 保存する場合は、乾燥しないようにビニールに入れて野菜室へ。塩ゆでしてから冷凍保存することもよいでしょう。

グリンピースの栄養

ビタミンB群が豊富

ビタミンB群は、糖質や脂質、たんぱく質などのさまざまな代謝にかかわるビタミンです。エネルギー代謝に関わり、疲労回復効果が期待できるビタミンB1も豊富なので、運動を頑張っている方、仕事などでよく体を動かす方におすすめな食材です。皮膚の新陳代謝を促すビタミンB2も豊富なので、肌荒れ予防効果が期待できます。 ビタミンB群を意識して取りたい場合は、生のグリンピースを使用して煮汁こと食べられる、豆ごはんやポタージュなどのスープにすることがおすすめです。

ミネラルも含む

むくみ予防効果が期待できるカリウムや、美しい髪のサポートをする亜鉛、月経のある女性に不足しやすい鉄も含んでいます。 健康維持のためには、栄養が偏らないように食事バランスを整えることが大切なので、いろいろな栄養を含んでいる食材は魅力的です。

食物繊維が豊富

グリンピース(生)は100g中、7.7gの食物繊維を含みます。冷凍、缶詰、ゆでたグリンピースの場合でも、食物繊維の含有量は大きく変わりません。 食物繊維は多くの方に不足している栄養素。便通の改善や腸内環境を整えてくれる働きがあるので、食物繊維をしっかり摂れる食材としおすすめです。

グリンピースのレシピ3選

管理栄養士考案レシピをご紹介

生、ゆで、冷凍、缶詰、どのグリンピースでも作れます。健康のために野菜をしっかり食べることは大切なので、使いやすいものを使っていただければ大丈夫です。 参考にしてみてくださいね。

グリンピースの温サラダ

ご飯と混ぜて洋風混ぜごはんにしたり、コンソメスープに入れたりとアレンジ自在なレシピです。作り置き、常備菜として活用してはいかがでしょうか。 ▶グリンピースの温サラダ

グリンピースのつぶつぶポタージュ

グリンピース、じゃがいも、牛乳を使って作るポタージュスープです。牛乳を使うので、不足しやすいカルシウム強化にもなりますよ。 ▶グリンピースのつぶつぶポタージュ

グリンピースとじゃがいものホットサラダ

マヨネーズを使った、カレー味のホットサラダです。スパイシーなものが食べたいときにいかがでしょうか。 ▶グリンピースとじゃがいものホットサラダ

まとめ

旬の野菜を楽しもう

冷凍、缶詰など便利なものを使うこともよいですが、旬の時期だからこそ楽しめる、生のグリンピースを楽しむことはいかがでしょうか。グリンピースの鮮やかな緑色を食卓の彩にしてみてくださいね。 【参考文献】 ・JAグループ 耕そう、大地と地域のみらい/旬を見つける/とれたて大百科/春・冬の旬野菜グリンピース (https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=31) 閲覧日:2021年12月22日 ・日本食品標準成分表2020年版(八訂)

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著者

森本 芙好(管理栄養士)

管理栄養士。体調不調をきっかけに栄養学を学ぶ。 ダイエットの失敗を乗り越えた経緯から『なりたい自分』を目指す方の役に立ちたいと思い、現在は特定保健指導、コラム執筆に携わる。 自身の食事テーマは、美容に良く、おいしい食事を楽しく食べること。 ひとりひとりの価値観を大切に、自らを大切にするための身体にやさしい食事を提案することを目指しています。


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