【秋太りに要注意!】食欲の秋でも「太らない食べ方」って知ってる?

【秋太りに要注意!】食欲の秋でも「太らない食べ方」って知ってる?

秋と言えば、スポーツや読書、芸術に加えて何よりも「食欲の秋」と言う方も多いのではないでしょうか。お米をはじめ、多くの食材が旬を迎える季節です。旬の食材は美味しいだけでなく、栄養素も豊富。美味しくて食べすぎてしまい、ついつい太ってしまった…ということがないようにしたいですね。今回は秋の食欲対策法を管理栄養士がお伝えします。

2019年09月01日

どうして食欲が増すの?

食欲の秋と言われるのはどうしてでしょうか。多くの食材が旬を迎えるので、食材の美味しさ故に、ついつい箸が進んでしまうのは誰もが経験あるはずです。 暑い夏が終わり、涼しくなって夏バテが解消されることで「食べたい欲求」が増してしまうのでしょう。 秋になって気温が下がると、体温を維持しようと体がより多くのエネルギーを求めようとします。冬に向けて体力温存のために栄養を蓄えるといった役割も考えられます。外部環境の変化に伴って、体がそれに順応しようと頑張るためですね。 ▶【管理栄養士が教える!】食欲の秋でも太らない旬の食材の食べ方って?!

美味しい秋の食欲対策

誰だって、食欲と上手くコントロールしながら美味しく旬を堪能したいですよね。しかし食べたいものを我慢するのは、ストレスにも繋がってしまいます。ちょっとした工夫の仕方次第で食欲コントロールは可能ですよ。是非参考にしてみてくださいね。

食べる順番を意識しよう

食事の際、食べる順番を意識したことはありますか?食事を摂ることで、血糖値は上昇しますが、それを緩やかに上昇させることが太りにくくするためのポイントです。食物繊維を多く含むもの(海草類やきのこ、野菜類)→汁物→たんぱく質源(肉や魚など)→炭水化物(ごはんなど)の順に食べることを心がけてみましょう。

咀嚼回数を増やそう

よく噛んで食べることは、満腹中枢を刺激して満腹感を得られやすくなります。1回の食事時間はどれくらいでしょうか?1回の食事では30分程かけるのが理想的です。ゆっくりよく噛んで食べることが、やせやすい体作りに繋がりますよ。

塩分を摂りすぎないようにしよう

塩分の摂り過ぎは、むくみにつながります。もう1つ挙げられるのが、おかずの塩分が強いことで食欲が増進して、ついついごはんなどを食べすぎてしまうことです。 旬の食材は、旨味もたっぷりなので、シンプルな調理でも美味しく頂けるものが多いです。是非、素材を活かした塩分控えめ調理を心がけてみてはどうでしょうか。 ▶【無理なくできる減塩術】管理栄養士が教える減塩のポイントって!?

管理栄養士がおすすめする秋レシピ

たっぷりきのこのみぞれ汁

秋はきのこ類も旬を迎えます。汁物でたっぷりのきのこを入れて、体も温まり満腹感も得られますね。ぜひ積極的に食事に取り入れたい食材です。 ▶「たっぷりきのこのみぞれ汁」レシピはこちら

鮭とさつまいもの混ぜごはん

秋らしい混ぜご飯もいいですね!秋にはさつまいもが旬を迎え、さつまいもごはんも秋の代表格ですね。大きめに切ってごはんと一緒に炊くなどすれば、自然と噛む回数もアップするはずです。咀嚼は顔のシェイプアップにも繋がります。 ▶「鮭とさつまいもの混ぜごはん」レシピはこちら

鮭のムニエル☆レモン仕立て

塩分控えめなのに美味しく頂けますよ。 ▶「鮭のムニエル☆レモン仕立て」レシピはこちら

まとめ

いかがでしたか。ダイエットしているからといって我慢することはありません。我慢がストレスとなれば、ダイエットの継続も難しいですよね。ちょっとした食事の意識を変えるだけで、美味しい秋の季節も楽しく食事ができますよ。是非参考にしてみてくださね。

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著者

楠本睦実(管理栄養士/フードコーディネーター)

保育園栄養士勤務後、家庭料理の料理本・雑誌などへ憧れを抱き、 フードコーディネーターを取得。毎日の生活で欠かすことができない『食』。しっかり食べてキレイをサポートする彩りレシピやコラムをお伝えしています。


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