【秋の味覚を食べ尽くす♡】管理栄養士が厳選!「サンマ」の美味しいアレンジレシピ3選
秋の味覚として親しまれている「サンマ」は、今がまさに旬の時期です!こんがりと焼けた、脂がのったサンマはとても美味しいですよね。しかし、「脂がのったサンマは高カロリーだから、ダイエット中には控えた方がいいのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか?大丈夫ですよ。サンマには美容や健康に嬉しいたくさんの栄養素が含まれています!そこで今回は、サンマの持つ栄養効果について管理栄養士が解説します!
2018年09月20日
サンマに含まれる栄養素とその効果とは?
不飽和脂肪酸(DHA・EPA)
DHA・EPAは不飽和脂肪酸の一種であり、サンマやサバ、イワシ、ブリなどの青魚に多く含まれています。DHA・EPAは体内で合成できないため「必須脂肪酸」と呼ばれており、食べ物から取り入れる必要があります。血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らし、さらに善玉コレステロールを増やすという嬉しい働きがあります。このため、ダイエットや生活習慣病予防にも効果が期待できると言われています。
たんぱく質
サンマに含まれるたんぱく質は、筋肉の材料となるため代謝を落さずやせるためには欠かせません。また、たんぱく質は健康な皮膚や髪、やせるために大切なホルモンなどの材料にもなります。
ビタミンB2
糖質や脂質、たんぱく質といった三大栄養素の代謝に関わり、エネルギーへの変換をサポートする働きのある栄養素なので、ダイエット効果が期待できます。また、皮膚や粘膜の健康を保つ働きもあり、美肌作りにも欠かせない栄養素の一つです。
ビタミンD
日本人に不足しがちなカルシウムの吸収をサポートする栄養素です。カルシウムは、骨の健康維持に欠かせない栄養素としてよく知られていますが、特に女性は閉経後に骨粗しょう症のリスクが高まるので、早いうちからカルシウムやビタミンDの摂取を意識しておくことが大切です。 ▶【時間がない時も使える!】「サバ缶」だってダイエットができる!その理由は?
美味しいサンマを見分けるポイント
スーパーなどでサンマを購入する際には、下顎の先端が黄色いサンマを選びましょう。鮮度が良いサンマは下顎の先端が黄色く、鮮度が落ちてくると茶色に変化してきます。また、細いサンマよりも厚みのある太ったサンマの方が脂がのっていると言われています。 ▶【お肉に負けない美味しさ?!】「カツオ」には嬉しい効果が盛りだくさんだった?!
塩焼きだけではもったいない!サンマを使ったオススメレシピ
さんまのカレーかば焼きミニ丼
カレーの風味が食欲をそそる丼メニューです。 カレー粉を使うため、魚の臭みが苦手な方でも食べやすくなります。 野菜を使った副菜を添えると栄養バランスばっちりですよ! ▶「さんまのカレーかば焼きミニ丼」レシピはこちら
さんまの生姜ごぼう照り焼き
ご飯によく合う照り焼き味のサンマ料理です。サンマは半身しか使っていませんが、歯ごたえの良いゴボウと組み合わせることで満足感がUPします。 ▶「さんまの生姜ごぼう照り焼き」レシピはこちら
秋刀魚と椎茸とたたきトマト
シソやミョウガなどの香味野菜を使った爽やかな味わいの一品です。サンマに含まれるDHA・EPAは酸化しやすいため、抗酸化ビタミンが豊富なトマトとの組み合わせはとても良いですね。 ▶「秋刀魚と椎茸とたたきトマト」レシピはこちら
まとめ
いかがでしたか?サンマが美味しいのはもちろんですが、ダイエットや美容、健康維持に効果的な栄養が豊富に含まれています。定番の塩焼き以外にも、野菜を組み合わせたサンマ料理もぜひ試してみて下さいね!
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。